倉吉市議会 > 1999-03-19 >
平成11年第2回定例会(第6号 3月19日)

  • "構成員"(/)
ツイート シェア
  1. 倉吉市議会 1999-03-19
    平成11年第2回定例会(第6号 3月19日)


    取得元: 倉吉市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-10
    平成11年第2回定例会(第6号 3月19日) 倉吉市議会会議録(第6号) 平成11年3月19日(金曜日)                ------------------------    第1 追加議案の上程  第2 付議議案に対する質疑  第3 付議議案委員会付託                ------------------------ 〇会議に付した事件  ◎日程第1から日程第3                ------------------------                午後1時02分 開議
    ○議長(杉原義人君) これより本日の会議を開きます。  本日の届け出のあった事故者は、去る12日の会議で報告したとおりであります。  なお、昨日の質疑の中で回答を保留しておることに係る答弁者として、八田選挙管理委員長に出席を要請し、既に着席いただいておりますので、この点ご了承願いたいと思います。  以上、報告いたします。                ------------------------ ○議長(杉原義人君) 本日の議事日程についてお諮りします。  本日の日程は、  第1 追加議案の上程  第2 付議議案に対する質疑  第3 付議議案委員会付託  以上を本日の日程とすることに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 異議なしと認めます。  よって、以上を本日の日程とすることに決定いたしました。                ------------------------ 日程第1 追加議案の上程 ○議長(杉原義人君) 日程第1 追加議案の上程を行います。  議案第43号を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。 ○市長(早川芳忠君)(登壇) ただいま追加上程されました議案について、提案理由の御説明を申し上げます。  議案第43号 平成10年度倉吉市一般会計補正予算(第8号)についてでありますが、歳出といたしましては、さきに御提案いたしました補正予算以降に定年前早期退職者1名の申し出があり、それら所要額2,612万5,000円を追加計上し、歳入につきましては退職手当基金繰入金2,600万円、諸収入12万5,000円を追加計上したものであります。  何とぞ慎重御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。                ------------------------  日程第2 付議議案に対する質疑 ○議長(杉原義人君) 日程第2 昨日に引き続き、付議議案に対する質疑を行いますが、質疑を受ける前に、昨日より保留しておりました3番大田進君に対する答弁を求めます。 ○選挙管理委員会委員長(八田博正君)(登壇) 大田進議員の質問にお答えいたします。  選挙人名簿の間違いにつきまして、職員の処分はどうかというお尋ねでございましたが、市長事務部局との均衡を失しないように何らかの措置を取るべく検討しておるところでありますので、どうか御理解賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(杉原義人君) それでは、質疑に入ります。  まず、第4款衛生費について質疑を求めます。             (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり) ○9番(坂井 徹君) 私、きのうの付議議案に対する質疑をそのありようを思い浮かべるときに、やはり市議会の会期規則を若干無視したような部分が私はあったように思うんです。そこで、執行部答弁というのはもちろん慎重の上にも慎重で確信の持てる答弁をしていただくのはもちろんですけれども、質問者の方も質問の本意を正確に伝えるためとはいっても、自分の意見というのはやっぱり必要最小限にとどめて簡潔明瞭な答弁をしていただくように議長の取り計らいをお願いしたいというものです。それで、今のやり方ではやはり言いたい放題、ある意味ではルール無視の何でもありというぐあいに取られかねませんし、ですから、特に山口議員、2番、そう思われませんか、現状を。ですから、私は、本来質問者というのは本会議場においてはやはり代表質問なり一般質問なり、あるいは日常の常任委員会なり、あるいは特別委員会や議員本来の日常活動においてどんどんやられることは結構だと思うんですけれども、本会議での運営の特段の議長の配慮をお願いします。             (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり) ○2番(山口博敬君) 今、坂井議員から山口さんと言われたですけども、どういうわけでしょうか。ようわからんのですけど。 ○議長(杉原義人君) 今の議事進行の問題は、私の方で参考にしながら今後円滑に進行してまいりたいと思いますんで、御協力をよろしくお願いしたいと思います。  進行いたします。  質疑を終結することに異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、第5款労働費について質疑を求めます。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、第6款農林水産業費について質疑を求めます。  3人から質疑の通告がございます。順次発言を許します。 ○3番(大田 進君) 農林水産業費の中で、今までの議会で坂本畜産の件で、ちゃんと今後は市の行政の方も見守って、その推移をちゃんと正確に伝えるということですが、ちゃんとなっておるのかどうか、ちょっとお聞きしたいんですけど。 ○農業委員会事務局長(伊藤源蔵君) 3番大田議員の質問にお答えをいたします。  これは行政全般にわたっておりまして、以前局長がされた関係がございますんで、私の方からさせていただきたいというぐあいに思います。ただいま質問がありましたように、農業委員会は、これは無断転用だけでございますが、先がたも申し上げましたように、関係の法令がございますので、これまでの経過と今日に至っておりますことを申し上げたいというぐあいに思います。  大田議員は平成8年の6月と平成9年の3月に市議会本会議でこの問題について質問がされました。この坂本畜産の、農業委員会から言えば無断転用でございますが、これは平成6年度に県の事業として主要地方県道倉吉江府溝口線の整備事業が行われて、生竹の地内で和牛の肥育をしておられた方が新しく、自分の土地でありますが、耳地内に移転をされたと。そこで、この移転に伴いまして諸法令がございまして、一つには建築基準法がございます。それから、農業振興地域の整備計画の変更申請がございます。農業委員会は農地法の第4条のみでございますが、この許可申請の手続がなされない。さらには、土地改良区の地区の除外手続がなされてない。こういうことで、その許可を受けることなく平成6年の11月ごろから平成7年までにかけての造成工事が行われて、和牛の肥育がされておるというのが現在でございます。  その後どういうぐあいになっておるかということでございますが、その間、行政といたしましては、鳥取県知事に違反事案に対して報告なり協議もさせていただいておりますし、それぞれの法令の許可申請手続の指導を行っておるところでございます。そして、農業委員会といたしましては、地元の農業委員さんとともども集落の役員会なりあるいは現地の指導を行って、地元対策委員会との協議を重ねてきておるところでございまして、もう一つ、公害問題の関係が一番大きな問題もあろうかというぐあいに思っておりましたんで、公害問題を初めといたします諸課題の牛舎の改善を申し入れをさせていただき、牛舎のそれぞれの改善がなされてきておりましたが、集落との覚書を締結する運びになりまして、水質検査費用負担の割合の問題で非常に高額な費用負担がかかる、これは受益者が支払わねばならんということが、去年のちょうど今ごろでございますが、出てきて、それまではいい話が進んでおったわけでございますが、費用の問題について納得ができないと、こういうことで今日までこのことが進んでおらないということでございます。もう一つは、農業委員会といたしましては、この是正について再三指導を行ってきておりましたが、土地改良区の決算期、これは耕地整備をされたもんでありますから、その精算金を一括払わねばならんということと、それと今日現在畜産経営に基づく事業は非常に困難性を来しておりまして、経営難を理由に農地の転用については今のところされてないというのが現状でございます。  さらに、私ども、ことしに入りまして本人にお会いをいたしまして、事情聴取をさせていただきました。これは農業委員さんともどもでございますが。そこの中では、高齢と病気で通院をしておって、さらには後継者がないと、非常に困ったもんでございますということで、近々でもこの肥育経営を廃業したいという意向が言われたわけでございますが、要は、そういう諸法令の許可申請の許可がないままにされておるということにつきましては、今後とも私どもは粘り強く指導をさせていただきたいと、こういうぐあいに申し上げておりますことが今日までの現状でございます。 ○3番(大田 進君) ちょっとおかしいじゃないですか。これはもともと建てちゃいけんところに建てられて、これが問題になったわけですね。それも、牛舎というああいう公害を含めたそういういろんな迷惑的な部落の人たち、耳、それから若土の方ですかね、この人たちのところから、ああいうところに建てていいんかと、まして市道も何もない田んぼの真ん中に牛舎を建てて。それで、今聞けば、一番肝心な水質調査はお金がかかるからいってやらない。この人らが一番危惧してたのが公害問題なんですね。その公害問題に、なら何ら行政として指導することなく、お金が高額だからって言われて言わない。これはちょっと問題だと思うんですよ。まして、今聞いておれば転用の許可も取ってない。あそこにそもそもああいう牛舎を建てたときに、これは建築基準法から違反してたわけでしょう。建てちゃいけんところに建ててる。で、県に問い合わせしたら、いけんことだが建ててしまったものを今さら壊すわけにいかんと、壊すということはできないんで、それが正当化できる手続を踏んでいただくようにということを言われとる。しかし、それには当然農地転用もされなければいけない。私が調べたところによると、精算金いうものを払わないけん。これは天神野改良区に払わないけん。これは270万か何かのお金を払わな精算ができんわけでしょう。しかし、ここは立ち退きでそういお金も入っておる。しかし、その精算金も払わない。農地転用もしない。それを粘り強く説得すると。そういうような問題ですかね、これは。まして、今こうやって何年間かにわたって公害のたれ流し。その水質検査は金がかかるからしないって言われて、ああそうですかで引き下がっている。これはやっぱり農業委員会に言うべきか、それは農林課の方が指導するんかは私はわかりませんけど、これは怠慢じゃないですか。そこの業者だけに。こんなもん普通のとこで通りますか、こんなこと。牛がたれ流すふん尿なんかの検査を、これは義務づけられておるものじゃないですか。ちょっとそこのところをお聞かせ願いたい。 ○生活環境部長河本繁治君) 坂本畜産にかかわる水質問題につきまして、私の方から御答弁を申し上げたいというふうに思います。  畜産施設から排出されるおそれがあるふん尿等により公共用水域水質汚濁を防止する対策といたしまして、水質を監視するため、倉吉市といたしましては平成8年3月から行政検査として畜産施設の上下流域約50メートルを計量地点として採取し、年1回水質検査を実施しておるところでございます。検査の結果、水質汚濁防止法の排出基準の生活環境項目における基準をクリアをいたしておりまして、現在までのところ異常は認められておりません。引き続き水質検査を実施して監視をしてまいりたいというふうに考えております。御指摘のように、今の坂本畜産における状況といいますか、環境にかかわる部分につきましては、以上のとおりとりあえず答弁させていただきたいと思います。 ○3番(大田 進君) いや、この水質検査の費用は受益者負担になっとるんでしょう。市がやるんですか、水質検査を。受益者負担になっとるんでしょうが、これ。それを、なら市が毎年続けるんですか、そこのお金を立て替えて。それと、これはそこの公害防止協定みたいな形の地元の人たちとの、これは約束事なんでしょう。それを、今農業委員会の方で聞けば高額でお金がないから払えない。そんなところにそういうものつくってもらって、この人たちは不安が募るばっかりじゃないですか。まして、市がならこれずっと、水質検査の金はどこが出しておるんですか、これ。 ○生活環境部長河本繁治君) 御質問にお答え申し上げます。  公害防止協定、地元とその担当の農家との間の協定がまだ結ばれていない状況にございまして、したがいまして、周辺の住民の方の不安を解消するために、先がた申し上げました行政検査といたしまして市がその検査をいたしておるところでございます。したがって、この地元と農家とにおける公害防止協定の中に、いわゆる水質検査は受益者といいますか農家である方が負担をするような協定内容になっておるがために、その水質検査を高額のために協定が現在のところ合意に達していないというのが状況でございます。 ○3番(大田 進君) 議事録見てくださいよ。私がこの間、大分前に最後に聞いたときには、それが結ばれましたと。うそじゃなしに、見てくださいよ。公害、ちゃんとそういうふうに合意されましたと。まして、合意はなら全然されてないんですか。そのときにはもう合意されますという返事やったんですよ。それから、これ私が質問してから2年たつんですよ。いまだにそれがされてないんですか。まして、一番肝心な水質検査のことが、当然そこは違反のところに建ててるんですよ、あんたら何をかばっとるんか知らんけど。建てちゃいけん田んぼの真ん中に建ててるんですよ。それも農地転用も何もされてない。改良区に対して精算金を払って、そこから県の方に手続をやらないけん。そういうことが一切なされてない。今、違法建築なんです、もともとこれ。違法建築で違法なところに今やられとるんです。それが肝心な、そうやって、それでも県の方が何とかそれを認めてあげようと言っておられるのに、そういう公害防止協定も何もはっきりしたものが結ばれていない。そんなことで営業やらせるんですか、これ、営業を。今営業、それによって益を得ておるんでしょうが、そこは。こんなことが考えられますか。たれ流しで、水質検査はうちは金がかかるからようせん。ようせんて、そういう正規なところにしておればまた別ですよ。ぐるり田んぼでしょう。ここに携わっておられる方は見られたと思うけど、私も行って見ましたけど、ぐるりそういうふうにやって、近寄れないように中にシェパード飼ってね。いや、そうでしょう。それで尿出る。それの水質検査を自分とこでやらない。やらなきゃいけないものをやらない。それを、ならそのまま放置しておくんですか。市がずっと検査を行う、行政検査を行って。これじゃ悪が栄えるんですよ、悪が。法を犯した人が栄えていくんです。法を犯した人を守っているんじゃないか、行政が。困ってんのはその周辺の人ばっかり。こんな答弁じゃ、それは答弁になってないよ、部長。私、今の答弁聞いてもっと腹立たしくなった。そして、これから毎年水質検査行政検査でやっていきます。なら、そこは違法をしとるとこは何をされるんですか。どういう改善されるんですか。これはおかしいですよ、どない考えたって。手続は何もしてないですよ、結局、農地転用の。農振解除の手続も。宅地の方に転用せないけんのでしょう。それには、県の方はもう建ててしまったから仕方がないと、それであればこれを本来はできんけど宅地の方に転用しなさいよと、そういう指導をされてきたわけでしょう、結局は最終的には、建ててもええように。しかし、その手続はまだ何らなされてないっていうことやったら、県が言われたことも守ってないじゃないか、県が言われたことも。  これは議長ね、私これ2年ぐらい前から言っとるんやね、この問題。きょう電話かかってきたんだよ、朝から。どういうふうになってますかって。だから、私きょう通告出したんだ。まさかもうそんなもん片づいてるもんやと思ってたんです、坂本畜産の問題は。しかし、今聞いてみたら何ら一つも解決ついてない。こんな行政指導じゃおかしいよ。 ○産業部長中林正樹君) 大田議員の質問でございますけども、おっしゃるとおり、農業振興地域なり農振法の手続がなされてないということでございまして、この件で結局は今畜産経営が大変であるということの理由でございます。ただ、おっしゃるように、それだから放ったらかしていくというようなことになりますと大変なことになりますので、私の方は、今までいわゆる環境改善の問題とかについてはいろいろ向こうからも改善がやっていただいたところでございますけども、根本がまだ法的な問題がクリアしてないわけでございまして、畜産経営を考えますときに、やはり畜産経営の改善の契約とか資金の問題とかということも含めて検討していかないと解決が今のところできないというぐあいに思ってますんで、ひとつ今後経営改善についての指導協議を行ってまいりたいと思っております。 ○3番(大田 進君) ここにあったもんがこっちに変わるんですよ。移転費が出とるんですよ。ここの転用するの金も出とるんですよ、結局は。そうでしょうが。経営と何の関係があるんだ、これ、経営と。ここのはお金をもらって移転しとるんでしょう。それも無許可のところに建ててしまった。当然、ここを提供するんであればそのお金出るでしょうが。移転費が出ておきながらそういうことをやらん。それでおって経営が苦しいからいうのは、それは逃げの答弁や、そら。それはおかしい。そんなお金はみんな出とるんだから。みんな出ておって、しないでしょうが。 ○生活環境部長河本繁治君) 経営問題はいわゆる産業部の所管でございますけれども、いわゆる今お話をしております内容は、地元と坂本畜産との間での覚書が合意に至ってないというのが現状でございます。その点は御理解をいただきたいと思います。そういう時点の中で、いわゆる環境問題が地元等から心配の向きもございまして、環境を守る立場から水質の検査を単独市でやっておるというのが実情でございます。しかし、覚書協定、通常で行われます開発行為等でも、公害の発生のある場合等につきましては、担当者が水質検査なり公害の内容が住民に提示できるように、そういった覚書の中に担当者が負担をして検査をする、そういう項目がこの覚書の中に入っておりますし、従来もそのように他の事業の中でもそういうものを取り入れて実施しておるところでございまして、現在のところ、この坂本畜産と地元との覚書が成立していないという状況でございますので、御理解を賜りたいと思います。 ○議長(杉原義人君) 暫時休憩いたします。                午後1時30分 休憩                午後2時30分 再開 ○議長(杉原義人君) 再開いたします。 ○産業部長中林正樹君) 大田議員の御質問の件で答弁に不備がございまして、議事の進行を妨げましたことに対しまして、おわびを申し上げます。  坂本畜産の解決がおくれておるということで、まことに遺憾と存じておりまして、深くおわびを申し上げます。今後早速関係機関とも解決に向けて協議を進めてまいります。御理解をお願いしたいと思います。 ○3番(大田 進君) 至急にやっていただきたいということですが、ここの坂本畜産の牛舎ですか、そこの関係の税金の面はどうなっておるんかお聞かせ願いたいんですが。 ○総務部長福田裕一君) 地目は田のままでございます。 ○3番(大田 進君) これは現況課税ということになっておって、田のままであればいけないということと思うんですが、そこんところをちょっと答弁。 ○総務部長福田裕一君) 修正課税を行いたいと思います。 ○議長(杉原義人君) 進行いたします。 ○2番(山口博敬君) まず、農業振興の面でお伺いをいたします。  市長も施政方針の中で今回もあげておられますけども、特に去年と違いまして今回は相当農業関係、文章の面も多くあげておられますけども、実が上がりますように、ひとつよろしく冒頭にお願いをしておきます。文章だけではだめだということです。  まず、水耕トマト、昨年いろいろお聞きしてきたわけでございますけども、特に12月議会でもお聞きしたところでございます。中途の実績を伺っておりますけども、1年間をトータルをして実績をまずお伺いしたいと。実績はもちろん出荷量、生産量ですね、販売高、それから収支の面もあわせてお伺いできればと、こういうふうに思います。これが1点。  それから、ことしもいろいろと転作絡みの事業だとか、または野菜、果実、いろいろ事業が予定をされております。されておりますが、特に自分がいつも言っておりますっていいますかお願いしておりますように、やはり市長がいつも言われますように、倉吉市の産業の中でも特に農業関係は倉吉市そのものの経済動向にも大きく影響もし、または、その活性化の面でいいますと寄与もしとると、こういうふうに思っておるわけでございまして、特に倉吉市として、倉吉市のいわゆる農業、農林業をどういうふうにみずからのいわゆる考えと力で振興していくかと、こういう面につきまして独自の事業がどういうふうになってるかという面をお伺いしたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ○産業部長中林正樹君) 山口議員の御質問でございますが、水耕トマトにつきましては、先ほどありましたように、昨年12月に出荷量なり販売額については御報告申し上げました。この水耕トマトの農産くらよしやのいわゆる経営の年度は12月1日から11月30日を1年間の経営年度としておりますので、12月の議会で申し上げましたように、10年の出荷量は24万2,200キログラムでございます。販売額は6,410万円ということでございます。  次に、市独自の農業施策ということでございまして、本市独自の農業施策で新年度予算に計上いたしておりますものは、JA鳥取中央に対しまして農政推進事務費補助金121万円、農業後継者育成奨学金として、農業高校なり県立農業大学校に対する奨学金として138万円。それから農業博覧会人材育成基金、これは後継者対策等でございますが、41万1,000円。農業近代化事業の補助金、これは施設機械等の共同購入によります金利の補助でございますが、70万円。農作業の安全推進費、これはガードレール等でございますが、125万円。健康農園の経費といたしまして61万3,000円。学童体験農園推進事業として64万5,000円。果樹振興対策費、これは梨でありますとかブドウ、柿、梅の苗木の購入の一部助成でございますけども、この補助金が115万円。スイカの選果場農家利用軽減助成の事業の補助金、これは平成9年から13年までの5年間といたしておりますけども、これが336万1,000円。畜産経営改善事業、これは畜産まつりとか共進会の報奨金で70万1,000円。さらに、肉用牛生産増殖対策事業、和牛増進に係る金利補助ですが、73万3,000円。養豚衛生対策、これは消毒薬の助成でございますが、22万等でございます。  水耕トマトの対比でございますが、10年度の出荷量が先ほど申し上げましたように24万2,200キログラムで、計画対比が74.8%、販売額におきましては6,410万円で計画対比71.3%であります。 ○2番(山口博敬君) 今の答弁を伺ったわけでございますが、特にトマトにつきましては、昨年初めてあの新しい施設で取り組まれたということでございまして、結果については今報告があったように量的には74%、額の面では71ということで、ちょっとおおむねにはちょっと届いてないと、こういう実態でございました。それで、特に昨年の一連の生産の実態を反省する中で、いわゆる県だとか市だとか関係者を集めて協議会をつくっとるということでしたな。それで、その協議会の中で、それぞれ項目を上げていわゆる次年度に向けて生産のいわゆる万全を期していかないけんと、いわゆる施設の実効を上げていかないけんと、成功するために、こういことが検討されておると思います。特に、この推進協議会の中で検討された中で、どういう点を特に次年度に向けて力を入れていこうと、こういう面がありましたらば、その報告をお願いしたいと、こういうふうに思います。  それから、農業振興の面では、今いろいろお聞かせ願ったわけでございますが、基本的には前年を踏襲した内容で本年度もやるんだと、こういうことでございました。それで、市長初め執行部の方にやっぱり実態を知ってもらわないけんのは、例えば昨年倉吉市で生産をされた米の生産量、これは系統出荷をされたものでございますが、12万2,000袋、俵に直すというと、ざっと6万俵ですわな。ご存じのように倉吉市の市民は5万人です。そうすると、仮にこの数字をベースにして割り算をするというと、1俵ちょっとですわな。鳥取県の平均的な米の消費量は御存じのように日本では少ない方の部類に入っております。60キロをちょっと割っておる。こういう実態です。ということで、市民が1人が1俵食うということになれば、米だけはやっとこせいわゆる供給と需要がバランスするという中身です。
     それから、現在の農家の経営の柱は御存じのように米から、先ほどもありました畜産だとか野菜だとか果実、花、そういうものに移行しておりますのが実態です。例えば、野菜の実態を見ましても、こういうことになってるですわな。倉吉市が指定野菜になっとる、きのうの説明でもありましたが、例えばキャベツ、これは5年前と比べると約半分に減っております。110町歩が67町歩、こういう実態です。それから、ブロッコリーもざっと7割、それから中国野菜、これも7割。それから、野菜の中ではネギ、白ネギというふうにいってますけども、これは野菜の中でただ1品目伸びてる。107%。それから、倉吉市では転作絡みもございますので豆類が伸びとるですわね、豆類。大豆、黒大豆、小豆、これらがすべて伸びてる。特に黒大豆は1,500%。小豆が142%、こういうふうに伸びています。自分が言いたいのは、いろいろ物事には浮き沈みがあるわけです。沈むものは支えて伸ばしていかないけん、必要であれば。それから伸びるものは今をチャンスと見てどんどん延ばしていかないけん。こういう二面のいわゆる対策、方策をとられていかんというと、なかなか振興発展していかないと、こういう面があろうかと思います。現状の転作絡みでのいわゆる助成だとか補助だとか、それはそれとして、それだけでなかなか農家の経営というものが安定することはないわけですから、ここに倉吉市のいわゆる農業に対する思いをぶつけてもらいたい。入れ込んでもらいたい、こういうふうに思うわけです。おまえ、農家それぞれがやるだけええわいと、こういうことでなしに、やはりこの辺に生産対策、生産強化対策、促進対策をぶち込んでもらいたい、こういう機会に。いわゆる顔の見える行政を、やさしい行政をやっていただきたいと、こういうふうに自分は思うわけです。  この前も鳥取県内の農林水産予算が発表されております。倉吉市の場合は皆さん御存じのように230億の中の8億8,000万が農林水産業費として上程されてるということでございます。ちょっと県内、市長はよう県内4市の比較をされますので、ちょっとこれを言ってみますというと、鳥取市は577億のいわゆる一般会計予算の中の23億6,600万円だったですな。割合が4.1、こういうことになっています。鳥取の場合は水田が中心の農業になっておりますけども、こういう実態。米子が437億の総予算のうちの11億6,000万、境港は132億の予算の中で2億4,000万、こういう実態です。さらに、この4市のいわゆる米と畜産を除いたいわゆる水田、畑から上がるもの、野菜、果実を売上を見てみますというと、鳥取は3億7,000万、販売高が。米子が、ここはネギが中心でございますので28億4,000万。境港もネギが中心です、8億4,000万。倉吉は35億6,000万、これだけ農家が頑張っておる。農家だけの力に依存した農林行政と言っても過言ではないと、こういうふうに自分は思っておるわけです。市長も再々毎回毎回言われますように、やはりそれだけ農業を思っとれば、農業が大事であれば、こういう実態を見ながら、そこに潤滑油を、いわゆる応援のソースをかけていくと、それで将来ともに安定した生産を上げてもらって、農家はそれが糧になるわけですから、安定した経営をやってもらうと、こういうことが必要ではないかと自分は思うわけです。その辺につきましてもちょっと考え方をお聞かせ願いたいと、こういうふうに思います。 ○産業部長中林正樹君) お答えしますが、先ほど、来年度のいわゆる市の事業ということで申し上げたんですが、特に来年度、これは県が2分の1、市町村2分の1ということでございますが、来年度新規事業でございますが、JAの鳥取中央が合併いたしまして初めての広域農業振興対策ということでございますけども、地域農業基盤確立支援推進事業、ソフト事業でございますが、倉吉市と関金町と共同で、先ほど山口議員おっしゃいました白ネギの共同選果施設、さらには水稲、スイカ、メロン等をもとにしました総合育苗施設ということを、この11年度にその計画づくりをいたしまして、次年度からのハード事業に取り組むということで、県の方とも協議をしておりまして、一応今回は計画づくりで300万、そのうち市が120万という支出をし、これは受益面積によってございますけども、関金町が30万を出して、県の150万、300万事業でこの計画づくりをやるということで、これは新たな施設が、場所についてはまだこれから新年度から協議いたすことにしておりますけども、一応JAさんと各町とでやるというのも、これは初めてでございまして、ひとつこういうものも取り入れていきながらと思っております。  さらに、新たな農業振興対策ということにつきましては、JA鳥取中央の倉吉支所ということで、現在策定されております倉吉市農業振興計画に基づきまして、現在倉吉支所との協議も行っておりまして、どういうものをどのように進めていくかということの協議も行っておりまして、これも引き続き検討してまいりたいと思っておるところでございます。  (2番山口博敬君「トマトの推進内容」と呼ぶ)失礼いたしました。トマトの推進会議でございますけども、このメンバーにつきましては、いわゆる栽培指導という点では農業改良普及センター、それから出荷販売指導については鳥取中央さん中心に、それから経営については倉吉市でありますとか鳥取県、さらに普及センターも一緒でございますけども、そういうそれぞれの役割の中でこの推進会議を開いておりまして、昨年の12月で申し上げましたが、推進会議を2月下旬というような開催もしておりまして、これは11月25日に開催しておりまして、10年度の販売状況や栽培改善の問題点、分析なり検討ということと、もう既に新年度の栽培体系の協議をその場でしておりまして、その時には10年度の反省をもとに播種を昨年の11月中旬に行っていくということも以前からの協議でございまして、それらを確認いたしまして、3月の上旬から12月上旬までを収穫をするというようなことで新たな計画を策定されまして、現在そのように栽培管理を行っておるというのが実情でございます。 ○2番(山口博敬君) トマトですけど、今、部長、推進会議で県なりJAなり市なり、新しくそれはそれでやらないけんわけですが、特に自分いつも言いますように心配するのは生産だと。価格は我が決めるものじゃないですけ、我が決めれるのはほんわずかでございますから、生産が最も重要だと。それで、今あったわけですが、特に生産面は、または出荷販売面はJAだからと、こういうふうに言われましたが、JAだとか県の普及センターもそうでしょうけども、そんなに初めて入ったような大規模な施設のいわゆる生産または育成のノウハウを持ってないと自分は思うわけですわな。土でつくるのはノウハウ持ってますよ、土耕は。だけども、こういう施設でのノウハウはそう持ってないと思う。それはやっぱりこの施設を導入したときのいわゆるメーカーっていいますか、それらが入っていかないちゅうと、本当の意味の生産面のいわゆる学習、研修にはならんと思うわけですが、その辺をもう一回お願いしたい。自分が言いますのは、とにかくこのトマトの施設は絶対に成功してもらわないけんと。この議場でも市の執行部が言っておられますように、ずっとトマトの施設で導入したもんだからトマトでやっていくんだと、こういうことでございますので、絶対成功してもらわないけん。今回の議場でも、雇用の面でもというような話も出ておりました。とにかく成功していただかなきゃいけん。こういう意味合いで、特に生産面には気を配って万全な態勢でやってもらわないけませんので言っておるわけでして、その点をもう一回。  それと、やっぱりトマトの、今言われたように、実際にもう出よるですわな、出荷されよる。出荷されとることをもうちょっと、市民はもちろんですけども、県なら県内に情報発信せないけんと思うんですわ、自分は。北条のトマトはありましたよ、テレビで。3月4日だか3日だかに。倉吉のはちょっともないんだ、これが。この辺が    ですよ。どんどん市民にPRをして県内の人にもPRをして、そして地元ですばらしいトマトができたんだと、食べてくださいと、これが経営の面でも農家の生活の面でも、またはそこに働いている人とのいわゆる経済的な面でも、すべてプラスに動くわけですから、そういうPR、情報発信の面もあわせて取り組んでもらわないけんと思います。これについても一言聞いておきたいと、こういうふうに思います。  それから、倉吉市の農業を促進したり振興するための中身については、今やられておることも必要でやられとるわけですから、これは充実して継続してやってもらわないけんわけですけども、やはり現場、実態をよく見ていただいて、今必要なのは何かということもあわせて、また取り入れて、いわゆる市行政として力を入れてもらいたい。その辺を特にお願いしたい。特に、先ほども言いましたように、今倉吉市でどういう趨勢、動きになってるかということももっと神経ピリピリして見てもらって、それがいわゆる時期時期に合った対応をお願いしたいと、こういうふうに思うわけでございますので、よろしくお願いしたいと思います。  トマトの点、よろしくお願いします。 ○産業部長中林正樹君) 水耕トマトの生産という、品質もいい、おいしいということが大事でございますんで、先ほど申し上げましたように、栽培指導については県の普及センターも先進地等に行った指導員等の指導もこの推進会議で出てきていただいております。さらに、いわゆる農産くらよしやにおいても新年度の予算化されて指導でありますとか視察でありますとかというようなものも計画に含んでございました。そういう点で、この栽培には一番大事な部分でございますので、私の方も申し上げたいと思いますし、当然農産くらよしやの方でも考えておられますところでございます。  それから、出荷のPR、3月4日出荷しておりまして、おっしゃる面ございますので、農産くらよしやと、何か出荷は一応本市と県内では米子市という範囲でございまして、その出荷量も今のところ少ないというようなこともございますが、本市でJA鳥取中央農協の方の計画見ましても、やはりトマトの販売というのは今の水耕栽培をもとにして大きな計画も組まれておりますんで、そこらあたり宣伝をJAさんともくらよしやとも協議してこれから進めてまいりたいと思っております。 ○2番(山口博敬君) そういうふうに、今部長が言われたとおりに進めていただきたいと、こういうふうに思います。やっぱりもう一つ言わせてもらえば、量の少ないときには、倉吉市に例えば5万人おるわけですわな。市だって何百人もおるわけです、庁舎の中に。できるだけ量が少ないときには、倉吉市で力入れてつくったトマトだし、市民に直接さばける分であればさばいて、みんなで味を確認したり、これならことしはええわいと、自信持っていかれるわけですし、そういう細かい対応もやっていっていただければと、特に強くよろしくお願いしたいと、こういうふうに思います。  それから、今、自分の表現の中に適切でないところがあったようですけ、後から。 ○7番(由田 隆君) 2番議員と同じ内容で恐縮ですが、水耕トマトの栽培について質問したいと思います。  10年度の収穫量24万2,200キログラム、74.8%、販売実績が6,410万円で実績が71.3%とお聞きをいたしました。ちょっと私が聞き漏らしたかもわかりませんが、11年度の収穫量及び販売目標がいかなる目標になっているのか教えていただきたいことと、この農産くらよしやの水耕トマトの市況における人気度っていうでしょうか、そういうこともあわせて、わかれば教えていただきたい。  それと、これまた山口議員も言われたんですが、水耕栽培施設推進会議の論議の内容について教えていただきたいと思うんです。これは実は、今回の74.8%の収穫量や販売実績の71.3%をどのように見て、どのような総括をされたのか。また、11年度、これをたたき台とする何か反省点、問題点等々、論議された内容をでき得る限り詳しく教えていただきたいというふうに思います。  水耕トマト栽培は、当初7軒の組合員だけでなしに地域の皆さんの雇用の創出の場であるというぐあいにいわれていましたし、私たちもそれに期待をいたしておりました。10年度の実績の中で、組合員の作業日数及び、これが雇用の創出のことですが、臨時雇用者の作業人数を教えていただきたいと思います。  そして最後に、農産くらよしやの経営状況と倉吉市の関係でありますが、今言いました臨時雇用者の作業人数から割り出しまして、実際どのようになっているのか。具体的に言えば、例えばこの6,100万円の販売実績の中で本当に地域の方に雇用の創出の場ができたのかどうか。できるものになるのかどうか、今後。そして、その経営状況に倉吉市がどこまで踏み込んで指導できるのか。この質問の趣旨は、我が会派の石田議員も言われたように、本当にこれに成功していただいて、新しい起業者、こういう経営をしていただく人を多くつくっていきたいと、それを行政がどう支援していくかがこれから新しい農政に係る課題であるというふうに私も思います。ですから、ここらんとこの関係を、例えば儲けがあれば基金に積み立てるような指導をしていく、そういうようなことが口が出せるのかどうか。最初にお伺いをいたしたいと思います。 ○産業部長中林正樹君) 由田隆議員にお答えいたします。  10年度につきましては、先ほど申し上げました出荷・販売でございますが、11年度の出荷計画でございます。出荷量は前年実績の25%増の30万キログラム、販売額の計画は前年度実績25%増の8,000万という報告をいただいております。  次に、市場調査ということで、その評価のお尋ねでございますが、出荷先は大阪が55%、岡山が35%、県内が10%、これは先ほど申し上げましたが米子5%、倉吉市5%でありまして、その評価でございますが、減農薬であるということ、さらにはいわゆるハチによって交配栽培を行っていること、さらに、いわゆる出荷の際に消毒等を行ってO−157対策等もとっているというふうなこともございまして、市場でにおきましてはよい評価をいただいておるということを報告を受けております。  さらに、推進会議ということですが、10年度では6月、8月、10月、12月ということで4回開催しておりますが、ことしは3月末に開催の予定でございます。この中で、特に昨年の問題になりましたのは夏場の高温対策でございます。高温対策と、さらには秋口になりました日照不足というような、相反するようなことはあるわけでございまして、例えば高温によってハチの動きが悪くなってしまってというようなことがございます。これらの問題も出ておりますし、これらの検討を、1年目でございましたんでいろいろ問題は、機械の操作の問題とかいうのも出てきましたが、機械操作等については一応慣れてきたという部分もございますが、本当にこれを栽培育成していくというのは本当に並々ならぬ努力が要るもんだなと、私も推進会議に出させていただいておりますけども、あらゆる立場での意見がございますし、データもきちっと整えて1年間のデータの中で新年度に向かうということでございます。  次に、雇用の創出ということでございますが、10年におきましては、社員7名でございまして、この作業日数が1,400日でございます。それから、臨時雇用者の数ということで、頭数って言ったら言いにくいんですか、なかなか出しにくいところがございまして、例えばパートでちょっと1時間とかということになると、それも1人ということに数えるわけでございますが、雇用者数が約30名で、延べ約1,600人ということでございます。  経営でございますけども、先ほど申し上げましたように初年度でございまして、出荷量、販売額は計画の目標より下回ったということがございますが、支出等もかなり抑えておられまして、一応経営は順調で、一部繰り越しをしたというような決算の状況もいただいております。会社でございますので、一々その金額についてどこまで申し上げるのがという私の方もございますが、経営は順調であったということでございます。  それで、今後こういう新しい起業者の創出というようなこともございますんで、まずこれは倉吉水耕栽培施設に関する規則第3条の規定によりまして、市と農産くらよしやに使用の許可を与えているということでございますんで、これが成功していただきませんと、この投資した市の施設が大変なことになるということで、どういうぐあいに健全経営をしていくかという点では、市の方の役割も大きいもんがあるというぐあいに思っております。先ほど申されました基金等の積み立てということについても、農産くらよしやの中の役員さんの方から、基金でも積み立てれるような、そういうものを今後考えていきたいというようなことも言葉としていただいております。 ○7番(由田 隆君) 伺いました。これ本当は、例えば臨時雇用者の30名で1,600人というと大きな数のように思うんですが、実は本当にこの人たちの労務賃金はこの中でいかなるものだったのかとか、そういうようなことを本当はお聞きしたかったんですね。それが雇用の創出という効果としてあらわれてますよっていうような本当は実績が欲しかったんです。今出るんだったら出していただきたいと思うんですが、最初、どうでしょう。 ○産業部長中林正樹君) ちょっと先ほど申し上げたんでございますけども、経営の計画、出荷計画でありますとか販売計画等については出荷量なり販売額を申し上げておるんですが、一つの会社経営であるということから、例えば賃金に幾ら支出しておるということになりますと、それぞれ会社企業の中の問題が出てきますので、私としては中の支出の経営内容についての金額はお示しすることが適当ではないでないかという考えを持っておりますので、御理解いただきたいと思います。 ○7番(由田 隆君) ごめんなさい、聞き方が悪かったんですね。本当に30名で1,600人、延べ人数っていったら、なかなか相合わんように見えるんですが、じゃあ時間で出してませんか、何時間ていうような。  今計算している間にもう1点。それで、やはり市民のこれ関心の高いところなんですよね。11億数千万円の水耕トマト施設で7人の農家、いろんな方から御批判もいただきましたし、いろんな意見出ています。そのときに、やはり私はある程度ガラス張りにして市民の皆さんにこういう経営状況ですよと、でき得る限り公表すべきだろうというふうに思うんです。誤解を避けるためにもね。そして、もっと言えば、そういう数値的なものが公表され、第2、第3のこういうアグリビジネスっていうんでしょうか、よし頑張るぞっていうような方をつくり上げていきたい。それがこの水耕トマトの一つの意味であったように思うんです。そういう視点で本当にこれはガラス張りの公開をしていくということが、決して儲けたらいけないって言ってるわけじゃないんです。儲けていただいて成功していただかなきゃならん、山口議員もずっとこの点強調されたとおりなんで、それはそれでしっかり儲けていただく。基金もためて、次のまたこれの耐用年数が過ぎたときに準備をしていただくような気構えが欲しいと。繰り返しますが、第2、第3のこういう水耕栽培、トマトじゃなくてもいろんな形でこれがモデルとなるようなものをつくり上げていくためには、やはりここでしっかり公表すべきだろうと思いますが、ぜひともお願いしたいと思います。 ○産業部長中林正樹君) おっしゃられました内容につきましては理解をいたすものでございますので、今数値の問題とかにつきまして、いま一度協議をさせていただきたいと思います。お願いいたします。 ○7番(由田 隆君) 多分そこまで準備されていないだろうと思いながらの質問でした。私がこの3月議会でこう言ったことを記憶にしっかりとどめていただいて、次なるときに協議したものを出していただきたいと。で、やはり11億という、市費とは言いませんが、公費で出した施設で、経営とかそういう育苗だとか販売に対して、やはり市もしっかり物が言えるような体制づくりがなきゃ私いけないと思うんですよ。そういう視点で、きょうのところはこれで終わりますけれども、やはり市民の関心の高いことだという認識の上に、次回にはしっかりと資料が出されるようにお願い申し上げまして、質問を終わります。 ○議長(杉原義人君) 以上で、通告による質疑は終わりました。  ほかに質疑はあませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、第7款商工費について質疑を求めます。  2人から質疑の通告がありますので、順次発言を許します。 ○3番(大田 進君) それと、その前に、通告しとる議案16号ですかね、住宅貸付事業の滞納について、これ消しといてもらえますか。もうきょうは時間がないようですからね。  第7款、赤瓦の駐車場問題って通告出してるんですが、赤瓦に限らずですけど、まちづくりいうんか倉吉のまちづくりでいろんなコンサルタントの方が来られたりいろんな提言される方々の中で、必ず出てくる問題が駐車場の問題。この駐車場いうのは降ってわいたように駐車場が突然できることがない。本当にどこに倉吉市としてまちづくりとしてどこに一番駐車場が必要なのかということをやはり検討してみなきゃいけんのんじゃないかなと。あるところに駐車場が今あるから、そこを拡幅してしときゃええというような問題じゃないと思うんですね。結局、まちづくりにしても何にしても、やっぱり駐車場の位置もいろいろな問題が出てくるやろうし、また、今回倉吉のメインストリートを見てみたら、やはり一番の廃墟と化してるって言ったらおかしいんですか、マリア、あのど真ん中にある。そこに今度信生病院が解体をされる、その前の。ちょうどあの辺が空洞化してしまうんですね、今度。倉吉市の中心地が、ちょうどど真ん中が。そこを倉吉市として何か活用できるようなことはないか。また、確保するようなことができないんか。お聞かせ願いたいんです。 ○産業部長中林正樹君) 大田議員の御質問でございますけども、今の旧市街地ということでのまちづくりとしての駐車場が必要であるということでございますが、旧市街地の赤瓦なり商店街周辺ということで、ちょっと利用していただける駐車場はということでございますけども、御承知のとおりでございますが、市で管理いたしておりますのは琴桜の顕彰碑の横の駐車場、裁判所の西側、それから明治町の打吹派出所の横、さらに新町駐車場4カ所ということです。それ以外に、物産館管理の、これは5台ほどでございますけども、物産館管理の駐車場、赤瓦の管理の駐車場と、さらに銀座商店街管理の駐車場、これらがございます。この駐車場の確保とあわせて、駐車場の誘導看板等もという意見もございまして、新年度の予算で計上させていただいておりますのが誘導看板の予算と設置の予算と、さらに明治町の派出所前の観光駐車場の舗装なり線引きというようなことを今予算であげさせていただいておるところでございます。今後新たな駐車場の設置ということでございますけどとも、整備が今図られております倉吉パークスクエアと中心商店街、土蔵群、打吹公園等の回遊性ということもございますし、これに伴う都市計画的なまちの計画等もございますので、県との協議も必要だと思いますし、赤瓦なり商店街との協議というようなことの中で、新たな駐車場に対する助成措置について、やはりそれは中心になることでございますので、研究をさせていただいて検討させていただきたいと思っております。 ○3番(大田 進君) いつも赤瓦と今度のパークスクエアですか、興和紡との回遊性、回遊性って、やはり商店街を忘れとるんじゃないかな。倉吉市の何も赤瓦が、これからいろんな商業面で核となってやってもらわなけりゃならないんですが、一番の私はもっと奮起してもらわないけんのは商店街の人たち、この倉吉市の。あのメインストリートの今もう荒れ果てたっていうんか、至るところで閉め切った看板やっておられる。やっぱりそれを生かすためにも、今度興和紡から赤瓦のとこに駐車場を持っていくとか、そういうのじゃなしに、やはり商店街にもぜひとも来ていただくような、仮に商店街を自転車、この間、17番議員さんですか、言われてたような、そういう自転車で回遊やってもらうと。そういうようなのの駐輪場を商店街の空いてるとこに駐車場を設けるとか、やはりそういうようないろんな角度から、今聞いておれば前の打吹駅ですか、あれは倉吉駅やったですかね、あそこのところの駐車場っていうことなんですが、私これは商店街の人たちばかりじゃなしに観光バスの人とかそういう会社の人たちにも聞いて、いろんなところにいろんな人の意見を聞いて、あんまりとんでもないところに駐車場を置いても、駐車場で待っとくわけじゃないんです。一つじゃいけないんです。駐車場で、ここでお客さんを降ろして、それから商店を歩いてもらって、大型の観光バスはあちらで待ってますよっていう形でいってもらわないけんわけです。結局、そこをずっと歩いてもらって、あちらで観光バスが待ってる。行って帰ってきてくださいなんて言ったって、なかなか行って帰ってくる人も少ないです。やはりそこで降ろして、そこから端の方に待っていただく。そこの方の駐車場のことも考えないけんと思うんですね。  それと、今、琴桜顕彰碑のところの駐車場も、結局あれはあれだけじゃ狭いということで、いろいろ前の方の駐車場もどうかなというようなを言われとるんですが、あそこのちょうど角のオリゼンさんですかね、ああいうところも、市が本当にそういうことに取り組まれるんであれば、私たちはあそこを駐車場として立ち退いても構わんと、また、そういう御相談にはのらせていただくとかいうような話を聞くんですね。やはり一番利便性があって、またそういうような倉吉市の中心、ど真ん中にそういうような駐車場があるということは、非常にいいんじゃないかな。  それと、もう少し赤瓦の方と商店街の方と行政とがやはり真剣に取り組んでもらわな、この問題はなかなか解決せん。今度は今あるところを駐車場何ぼきれいに整備してみたところで、今でも結局とめれるわけでしょう。しかし、とめてないわけでしょう。そこをきれいにしたからとめれますか。そうじゃないと思うんですよ。利便性から考えたら今のところじゃちょっと観光バスの人も困るんじゃないかなと。やはりそういうような人からのいろいろな意見を聞いて、押さえないけんところはぜひとも、予算がない予算がないって、ああいう興和紡には膨大な莫大なものをつくろうとしておられる。やはりそうやって本当にここの商業の活性化を願うとすれば、お金がないばっかりで片づけんと、市の財産として取得しなければならないところはやはり取得していただく。まして、あそこのマリアですかね、あの大きな巨大な、あそこが空洞化いうんか何も活用されない。このままこれ放ったらかしにしてたら、あと何年かであれはコンクリがあれして大変なことになると思うんですよ。それが倉吉商店街のメインストリートのど真ん中なんだ。やはりこんなんも、銀座商店街ですかね、あそこは、銀座商店街か成徳地区の人たちとか、そういう商工関係の人たちともいろいろ話をされて、ぜひともあれも解決していただきたい。でなかったら、本当に何年かたってあれ上の方から崩れてきて、私この間見に行ったら、ちょっとひびも入ってるし、もうかなり。もしかそういうようなんになったら、本当に倉吉市がみっともないですよ。これからあそこにお客さんをたくさん呼ばないけんて言っておきながら、片方ではそういうことを放ったらかしにしとるというのじゃ、なかなか行政が本当にまちづくりに取り組んでおるいう姿が見えてこないと思うんですよね。やはりそういうところもひとつ考えていただいて、ぜひとも倉吉市の商業が活性化するように一日も早く手を打っていただきたい。そのことをお願いしておきます。 ○23番(藤原栄喜君) 商工費について、4点だけお尋ねをいたしておきます。  コンベンションビューロー、温泉フェスティバル、これらについて実行委員会もしくは運営委員会があると思いますが、本市からはどのような立場でどのような役職について、だれが参加しておられるか。  2番目、伯耆回廊みちしるべ案内所の夜の警備はどうしておられるか。かぎをかけて帰っているのかどうか。  3番目、物産館は普通財産か行政財産か。また、普通財産、行政財産いずれにしても、大体普通は貸付料を取るんですけれども、この場合は委託料60万我が方が払って、そして営業行為を中でやっておられる。それらについて委託をしておられる。そうすると、営業行為による収入はどこでどのように上がってくるのか。我々議会は物産館については委託料の支出だけを審議すればよいのか。ここらについては、どのように考えておられるのか。これはもう既に平成6年からやられておりますから、当初の二、三年ならばいろいろ考え方もあるでしょうが、既に5年たった今日においては、そろそろ考え方を明らかにしていくことが必要なのではないかという意味から問題を出しております。  最後に、4番目、研屋町の児童公園について、2,700万のかなりの数字で工事改良をされるようでありますが、どのような内容でされるのか、その概要をお知らせいただきたい。 ○産業部長中林正樹君) 藤原栄喜議員の質問でございますが、最初に、コンベンションビューロー並びに温泉フェスティバルの市の役職ということでございますが、コンベンションビューローにつきましては理事会が構成されておりまして、理事に助役が理事としております。それから、温泉フェスティバルでございますが、実行委員会が組織してございまして、市長が副会長として参画しております。  次に、伯耆回廊みちしるべ案内所の夜の警備ということでございますが、建物のかぎは閉鎖いたしております。駐車場も閉鎖しておりますが、トイレにつきましては県の施設を委託しておりまして、閉鎖はトイレはいたしておりません。  それから、物産館の件でございますが、物産館は倉吉市物産ギャラリーの設置及び管理に関する条例で市民ギャラリーと物産館の一体的な設管条例がございますので、行政財産としておりまして、この条例に基づきまして物産館の管理運営の委託ということにつきましては、市長は物産館の管理運営を商工会議所に委託するという条項の中でございます。さらに、物産館の管理運営に関する規則で、物産館を円滑に運営するため倉吉ふるさと物産館運営委員会を置くというぐあいに定めてございます。  それから、研屋町の遊園地の件でございますが、これは商工費の方で地域の産業の振興に資する施設の整備ということで、居住環境と町並みの景観の向上に資する施設の整備として、ポケットパーク、あずまやというような制度、これは中心市街地再活性化特別対策事業に基づきまして、地域総合整備事業債の効率的な事業の90%地総債対象の事業に基づきまして、新年度で予算化を計上させていただいたところでございます。 ○23番(藤原栄喜君) 答弁漏れがある。物産館の収入についてどこで公表しているか。それから4番の児童公園の問題については、その改造の概要についてはどのような改造をされるのか。その二つが答弁がない。 ○産業部長中林正樹君) ふるさと物産館の運営なりその決算等の内容でございましたが、管理運営につきましては、先ほど申し上げましたように倉吉商工会議所へ委託しておりまして、その収支状況については、倉吉商工会議所会頭を委員長に、出店業者、関係団体、市、学識経験者として市議会の方から議員さんも委員として参加いただいておりまして、16人で倉吉市ふるさと物産館管理運営委員会で事業の報告なり決算、また次年度の予算報告等が行われているところでございます。  研屋町の児童公園に係る内容につきましては、あずまやでありますとかベンチ、照明灯、植栽等で、今、あの地点がいわゆる段差がございますもんですから、あれをフラットに直して、子供さんなりお年寄りの方にも安心して利用ができるような、そういうことも含めて、先ほど申し上げました地域の産業の振興という立場から商工費の方で予算計上させていただいたというところでございます。 ○23番(藤原栄喜君) まず、コンベンションビューローや温泉フェスティバルについては、実行委員会並びに理事等の役職で出ておられるという。私は、その内容なり事業報告あるいは事業概況等をお見せいただいたわけですが、実は、内容は東郷町、羽合町、関金町、三朝町に関する温泉関係が大要であります。もちろん、はこた人形だとかいろいろ若干の問題も本市にかかわりがあると思います。やはり温泉郷の中に位置する本市でありますから、おつき合いをするなということは申し上げません。当然観光その他でやっていかないけんと思いますが、議会の予算たんびに300万、500万、700万という多額の金額がいろいろ出ていくわけです。とするならば、一体これだけの金にどれだけの収入といいますかメリットの目安があるだろうかということはお考えになることが常識だと思います。もちろん、営業の収入と支出がどうこうというようなことを言う筋じゃございませんが、常識論としてやはりある程度の気持ちは持っておられなければならない。そこで、理事とか会長とかいうことで出ておられる。そして、金額等が決まる。こういうときに、どのような気持ちでその金額等を受けて帰られたのか、そのお気持ちを聞かせていただきたいと思います。  それから、伯耆回廊みちしるべにつきましては、地元から非行問題でかなりの陳情書も出ておることは担当課はよく御存じだと思いますが、便所等の関係もございまして、昨日も西倉のところの状況で、12番ですか、言っておられましたが、それと同じようなことがここでも起きているわけです。これらについては、やはりどのような対策を持っておられるのかお聞かせをいただきたい。  物産館につきましては、商工会議所に委託しておりますから、あとのことは知りませんということにはならないと思います。大変な問題が出ております。私は、もちろん本市の条例の中で商工会議所に委託してあります。しかし、条例、規則というものはすべて市長がおつくりにならなければならないと思います。そこで、いわゆるこの物産館の運営委員会の制度についても市長がこれを定めるということに本市の規則でなっているわけです。市長が定めるということにしておいて、驚くなかれ、商工会議所の中に市長が定めるべき運営委員会の細則が商工会議所が決めておられます。本市は運営規則まで商工会議所に委託したんですか。その中に、構成人員やなんかも、この運営規則の商工会議所がつくった中に構成人員なども書いてあって、驚くなかれ、倉吉市からあるいは市議会から何々を委嘱するものとする、こんな命令を倉吉市が受けるんですか。よその民間団体がつくった委員会なんかのことまで。中にそういうことがうたってあるんです。しかも、先ほど収入はどこで公表されているかというと、そんなことができるはずありません。この運営の商工会議所がつくった細則の中に、事業報告や決算書は商工会議所の会頭が承知しておけばいいって書いてある。さらに、これはすべて商工会議所で次のような内容をもって運営委員会の職をつくるということが書いてあります。そして、条例の方、規則の本市のやつを見れば、市長が定めると、こうなっています。明らかに矛盾点だと思います。こういった点についてはどのように考えておられるか。  それから、4番目の、児童公園を本来都市計画が持っている筋のものですが、これは起債のいろいろな種類によって商工の方で予算をお持ちになったと思いますが、お聞きすれば、赤瓦のせっかくの観光客の休憩場所あるいはいろいろ大改造される、児童公園を2,700万もかけて大改造すれば大変な改造です。赤瓦の運営あるいは観光客の休憩場所、そういったことについて大改造を考えをお持ちならば、議会運営委員会もしくは担当委員会でいろいろ事前にお話をされることが至当だと思いますが、それがなされておるのかどうかお聞きしたいと思います。 ○産業部長中林正樹君) 藤原議員の質問でございますが、温泉フェスティバルにつきましては、これは御承知のとおりでございますけども、これは平成9年度から鳥取県と中部地区の温泉地を持つ4町が共同して実施されていたところでございます。本市は平成10年度から参画いたしまして、温泉地と連携した広域観光だという取り組みを進めております。特に10年度は温泉地を核といたしました広域のイベントとして、本市の白壁土蔵群、赤瓦も含めた共同事業ということで実施いたしたところでございます。その中で、この温泉フェスティバルの位置づけでございますけども、県なり私の方の倉吉市、4町の行政と各種観光関係団体、連携をして行ったイベントでございまして、今後の広域観光の充実につながるものだと。特に、いずれになっても倉吉駅がこの玄関口でございまして、必ず倉吉市内を通るということは必要でございますので、その充実につながるという考え方が一つでございました。それから、関西とか中国、四国のマスコミによる広報、旅行エージェント等に対する売り込みということでございます。それから、一自治体、倉吉市ということではPRに限界があるということでございまして、この温泉フェスティバルによりまして幅広い広報が可能になるということ。さらに、従来、温泉地へ泊まっていただける観光客という温泉フェスティバルから倉吉の方にも引き込みまして、温泉から倉吉への回遊のルートが可能になる。これらを検討いたしまして平成10年度から参画をしたということでございます。今、11年度につきましても予算を計上させていただきまして、特に今具体的に検討をこれから進めるわけでございますけども、県立のフラワーパーク、とっとり花回廊が4月18日に開園いたします。この事業の中で、これは7月から9月の3カ月間というぐあいにしておりますけども、この間、三朝町、倉吉市を経由して、その花回廊へ1日1往復のバスの送迎計画というようなものも計画してございまして、さらに新たな、10年に増して新たな事業も投げ込んでいきたいと思っております。  次に、伯耆回廊みちしるべ案内所の件でございますが、12月の議会でも陳情がございましたんですが、その後、いわゆる夜の警備につきまして警察等の巡回の回数の増等にも警察にも出向きましてお願いをし、実施していただいておりますし、各高校に対しましても文書依頼をいたしましたり、学校等にも警備なり指導についてお願いをしてまいったというところでございます。  それと、物産館の件でございますけども、この倉吉ふるさと物産館運営委員会の会則は、事務所は商工会議所ということで、この運営委員会の目的は、倉吉市周辺の各種観光案内と倉吉地区を中心とした特産品の宣伝並びに販路拡大を図ることを目的とするということでございまして、物産館の管理という面については当然市がやるべきことで、そういう際は市長が別に定めるということでございまして、この物産館運営委員には、先ほど申し上げました倉吉市、倉吉市議会、商工会議所、観光協会、それから出店者の代表ということで構成しておりまして、この中で販売額の増大を図るためにはどうしたらいいかとか、その実績なり来年の事業なり予算案をこの会で審議していただくということにしておるものでございます。  研屋町の児童公園の計画について前もって協議をすべきだという御指摘でございまして、事前にしてないということもございます。おわびいたしますが、委員会の方で今後協議をして、予算計上しておりますので委員会で協議をさせていただきたいと思います。 ○23番(藤原栄喜君) どうも答弁が不十分ですな。時間のこともありましょうし、大変議長にも協力せにゃいけんでしょうから、コンベンションビューロー、温泉フェスティバルにつきましては、これは温泉の関係は平成10年から参加していると言っているんだが、実際は7月と8月で2カ月なんです。既に実績も何も出ているはずなんです。それらも考えながら平成11年度に400万円を組まれるとすれば、かなりの自信を持って400万円を、これやったら400万で十分やれるという自信があるだろうと思うんです。私はそこを聞きたかったんです。全くそういうことは触れてない。もう既に、7月8月ですから2カ月でもう済んでいるわけですから、ただ単にこういった県があるいは各市町村が出すようなコンベンションビューローにしても、いろいろな都会における宣伝、ラジオ、新聞によけ使いましたというようなことはいろいろ書いてあるわけです。だけど、恐らく本市にどれだけの影響をもたらしたかなんていうようなことは全然、永久にわかりにくいと思うんですよな、これは。どのぐらいの収入があると思われますか言うたって、とても調べることは不可能だと思います。だから幾ら金を使ってもいいということにはならんと思うんです。そこらのあたりはやはり重々出席をされた方が思慮分別されるでしょうけれども、我々も何も無関心に予算審議をしていくわけにならん。今後の方向づけも十分そういったところをお考えいただいて対処してほしい。これは答弁要りませんが、そういうふうに申し上げておきます。  それから、物産館は後に回します。伯耆回廊については、何らかの処置を取っていただきたい。強く要求をいたしておきます。  それから、児童公園ですが、今回予算を計上したから、今回、23日ですか、委員会に初めて中身を知らせればいい、これは今までの当局と委員会とのあり方で若干不親切ではないかと思いますね。一つのあれだけの小さいといいますか、あれだけの面積の中で2,700万も金を使うとすれば、大変な大改造だろうと思います。これは予算計上するまでに委員会の協議会等で、こういうことを3月の当初予算で出す、こういうような内容だ、そのぐらいのことは委員会で事前にお話することが私は至当だと。今後は十分注意してそのようにされたいのと、もう一つは、実は2,700万使って完成の暁は、どこが委託管理をしていくのか。従来のような地元に委託管理をされるというようなことは、ましてやあずまやをつくったり赤瓦の関係があるとすれば、本市が管理していくのが筋であろうと思いますが、こういった点についてはどのように考えておられるか、児童公園についてはその1点だけお尋ねをしておきたいと思います。  それから、物産館であります。条例や規則で委託してあることはようく承知しておるんです。私が問題にしているのは、規則を市長が定めるとして我々には見せられとるわけです。市長が内容を全部定めるということになっているんです。ところが、別のところで大事な運営委員会の構成人員や場所や会長・副会長の任務や事業の目的や、当然本市の運営委員会の規則でのせなければならないことを会議所が別につくっているわけです。これは明らかに矛盾点だと。部長は答弁なんかできんと思いますよ、これは。これは明らかに矛盾点でありまして、今後検討して訂正をしてまいりますということしか答弁がないと思うんですよ。委託しております、委託しております、そんなことはとうに私は知った上で質問をしておるわけですから、適正な答弁をされるように再度申し上げておきます。 ○建設部長(福永孝行君) 藤原議員に御答弁を申し上げます。今、児童遊園地の問題がちょっと出したので、私の方から答弁をさせていただきます。  研屋町の児童遊園地は現在都市計画の方で担当しておりまして、実際には地元の自治公民館の方へ委託をしておるわけでございます。今度新しい公園を整備をした暁に、話をしておりますのは、完成した暁には都市計画課の方へ管理を移して、都市計画課としてはできれば従来どおり地元の方に管理をお願いしたらなというふうに考えておるところでございます。 ○23番(藤原栄喜君) いろいろ考え方はあると思います。十分検討されることが必要だと思いますが、普通の児童公園と違ってくるわけです。起債の内容も、商工関係の起債2,700万の9割ですか、出るということですから。先ほど申し上げますように、児童公園の2,700万をかけるいうたらかなりの施設もできると思うんです。やっぱり将来にわたって公園の管理については別途方法を全体的に考えていくまでは、こういった特殊なところについては、やはり赤瓦の関係やいろんな関係も見ながら、本市で都市計画課なりが直接管理をしていくことが私は正しいのではないか。これはお互いに意見の相違もございましょうから、慎重に検討していただくように特にお願いをしておきます、この点については。 ○産業部長中林正樹君) 藤原議員のふるさと物産館の規則の部分でございますが、おっしゃるとおり、組織運営に関する事項は市長が別に定めるという定めがございますので、検討し、善処いたしてまいりたいと思います。 ○23番(藤原栄喜君) もっとよく読んでもらわないけんと思います。問題は、収入についてどうされるんですか。全然、恐らく本市が、それから普通財産、行政財産の答弁ありませんね。それは後から答弁してもらいましょう。普通財産、行政財産、(「行政財産だと答弁あった」と呼ぶ者あり)行政財産と言われましたか。行政財産とすれば、いわゆる無料で貸し付けまではできると思います。それに60万の金を出して自由に営業しなさい、そして営業すればやはり収入報告は何らかの形で出てこにゃいけんと。最初は非常に赤字になる、できたときは。だから、まあ大目に見てくれやということもあったと思います、いろいろ。だけど、5年たった今日では、やはり明らかにしておかなければなりませんし、いろいろ考えてみますのに、物産館以外にお金を出して管理委託料を払って、そこで営業させて、その収入も何もわからんというところはちょっと他の財産に見受けられませんね、本市の中では。これは異例のものであろうと思います。これらについては、条例あるいは規則がきちんと決められておって、この矛盾点がありますから、それを早急に相手と話をして直される。きちっと申し上げておけばこの商工会議所の会則なんていうものは、これはあってはならんと思います。自分のところができる範囲内の権能の中で運営要綱を会議所がつくられるのは自由です。だけど、これはもう、この内容を見ると、これは当然市がつくらなければならない規則、自分らの方が勝手につくっといて、市議会も代表を送れ、倉吉市も代表を送れというような命令的なものを民間団体がつくれるはずがないです。そこにも決算と、恐らく向こうがつくっているこの運営委員会の中で、決算表を出しておると思いますよ、恐らく。これは倉吉市議会の目に当たらないということではいけない。恐らく、赤字でも何でもいいんですよ、それは。中身がどうこうということを言っておるわけじゃないんです。やっぱり筋は筋として通しといていただく。このことをよく認識をしていただいて処置をしていただくように、早急に処置されるようにお願いをして、終わります。 ○議長(杉原義人君) 第7款の商工費につきましては、以上で通告による質疑は終わりました。  ほかに質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  暫時休憩をいたします。                午後4時05分 休憩                午後4時17分 再開 ○議長(杉原義人君) 再開します。  次に、第8款土木費について質疑を求めます。  3人から質疑の通告がありますので、順次発言を許します。 ○2番(山口博敬君) そうしますと、下余戸の住宅、1億5,000万ほどの予算がついてたわけですけども、まずこれの建築に向けてのスケジュールについてお伺いいたします。 ○建設部長(福永孝行君) 2番山口議員に御答弁を申し上げます。
     まず、現状を若干御紹介を申し上げたいと思います。現在の市営の上余戸住宅は戸数が66戸で建築後三十数年が経過しておりまして、居住面積も平均35平米、約11坪でございますが、最近の住宅と比較すればかなり狭いという住宅でありまして、入居者層も世帯別から見ますと30代までが6%、50代までが37%、60代以上が56%と、高齢者が非常に多い団地でございます。このことから、第8次総合計画にも掲げておりますように、良好な住環境の確保、居住水準の確保、コミュニティ活動の確保などから、上余戸団地の建てかえ計画を念頭に入れまして、11年度から12年度の2カ年にわたりまして下余戸地内に市営住宅を建設するものであります。このため、昨年、上余戸住宅の入居者に対しまして建てかえ事業についての今後希望される間取り、家族数、身体の障害の有無、自家用車の台数、こういうものについてアンケートを実施しまして、これの集約をもって今後の建てかえ計画を予算成立後できるだけ早い機会に入居者の方へ説明を予定をしておりまして、協力を得ていきたいというふうに考えておるところでございます。  また、建物に対しての配慮につきましては、障害者世帯、高齢者世帯が30世帯もあることなどを考慮に入れまして、1階部分を身体障害者対応の住宅、高齢者対応住宅として特にバリアフリー化に努めまして、敷居などを埋め込んで床に段差をつけない、トイレや浴室に手すりを儲けスロープを設置し、つまずきや転倒防止に努め、身体の弱者の方々に安心して生活をしていただけるよう設備面には十分な心配りをしていきたいと考えておるところでございます。  仮移転につきましては、移転先が不便とか不足を来し2階、3階に移転をしなければならないという場合は、現在の上余戸団地は建てかえ予定につきまして入居者募集を停止しておりますので、一時的にそちらの方へ仮移転も可能と考えますので、御理解をお願いしたいというふうに思うわけでございます。仮移転先といたしましては、ほかの市営住宅をあっせんしていくとしても、ほかの市営住宅の空き家確保となれば一般公募がストップしてくるという支障が起きてくるわけでございます。高齢者、身体障害者の方が多い団地につきまして、遠方まで仮移転しなければならないという状況が生まれてくることなどから、近接する下余戸地内に仮移転先として住宅を確保し、これをステーションとしながら年次計画をもって現在の上余戸住宅を建てかえるものであります。 ○2番(山口博敬君) 内容をみんな言ってしまったような感じもしますけども、まず1点、仮移転を下余戸に建てられる分でしなるということですけど、仮に下余戸の住宅がことし解体をされて建築に取りかかられて、来年なら来年完成したとした場合、今言われたように、ここの場合、特に高齢者の方や障害を持っておる方が非常に多い団地であるというのが実態ですから、それらの方が今度下余戸に建てられるものに100%対応できないと、こういうことになるですわな。今部長が言われた仮移転先に、遠方のが大変だからできれば下余戸の分で対応したいと、こういうふうに言われておりましたけど、仮移転でしょ、これ。そこに入れる人は入っちゃうんでしょうが。その辺もう一回はっきりしてくださいな。  それと、そういう高齢者の方や障害を持っておられる方が非常に多い。今部長では56%ですか、おられるという実態です。心配されておる入居者の方もおられるようでして、いろいろ意見を寄せてこられます。それは今の話の中にもあったように、駐車場、今自分でお金を出して建てとるが、それがどうなるだとか、または、足が悪いので今度何階ができるだか、平屋だかどがにだか、こういう問い合わせがあってみたり、いろいろ問い合わせがありよります。それは説明会の中で親切に丁寧に対応していただければいいと思いますけども、今の仮移転の問題、仮移転だか、そこにいるようになっちゃうんだか、その辺ちょっともう一回詳しいに。 ○建設部長(福永孝行君) お答えいたします。  私どもは、その方法といたしまして二通りの方法を考えておるわけでございます。一つは、先がたおっしゃいましたように、新しく下余戸地区にまず住宅をつくるわけでございますから、最初にそこにもう既に入って永住をしてもらうと、そして、次が空いたところを壊して、またそこに建てて次の方に永住してもらうという方法がまず一つあると思います。それからもう一つは、下余戸住宅を新築した場合に、永住じゃなくって仮移転をまずそこをしてもらっておくと。で、次に建ったところにまた後で帰ってもらうとかという、二通りの方法があると思いますので、これは御相談をしながら進めていくというふうに思っておりますが、なぜかと申しますと、隣接をしておりますけれども、上余戸と下余戸というちょっと大字が違ってくるわけでございまして、自治公民館のつき合いでどちらがいいかという選択になるかと思いますが、そのあたりを考えておる関係上、この二通りの方式を今考えておるところでございます。 ○2番(山口博敬君) 部長が先回りしてみんな言っちゃいなったが、今それも大きな心配事になってるですわ。いわゆる公民館の関係ですね。その辺もやっぱり対応をどがにしてあげるんだか。間に上余戸の人がおられるですわな、十何軒な。厚生病院さんのがそれくらいの数になってくるですけども、いろいろの問題で支障があっていろいろ悩んでおられる実態が現実でありますので、その辺もいろいろ後に問題っていいますか心の中にそういうことを残さんように親切な対応をしてあげていただきたいと、そういうことでよろしくお願いします。 ○3番(大田 進君) 私はピンコロ石のことでちょっとお聞きしたいんですが、何回かこれ議会でもピンコロ石の問題を言ったんですが、そのままになっておる。あれは一体どういうふうにされるつもりか。また、健康にいいということを言われるんですが、通らない人が健康にいい健康にいいということばっかり言っておられる。今あそこは小山公益社があったりして、あそこの普通の道の歩道のところはそういう葬式とかあったときに車が出入りする。また、ものすごい黒服のそういう方がたくさんおられて、みんなが生活道の一部としてあのピンコロ石のとこを通っておられる。それで、お医者さんに聞いてもそういう人らが言われるのに、危ないから危険だからあそこを直してもらっていただきたいということを言われるのに、言えば健康にいいからとか。健康と危険とどっちを優先させよるんか、それを聞きたい。 ○建設部長(福永孝行君) ただいまの健康と危険ということでございますが、これは両立しなければならんだろうなというふうに思っております。       (「健康と危険とどうやって両立させるのか」と呼ぶ者あり) ○議長(杉原義人君) 質問の趣旨を踏まえて、的確にもう一度再答弁願います。 ○建設部長(福永孝行君) 健康にいいと言う方も確かにいらっしゃるわけでございますが、危険だということにつきましては、これは十分配慮してまいらないけんというふうに思っております。 ○3番(大田 進君) いや、どういうふうに配慮されるんかな。これはもう何回も何回も言っとるのにね。前は犬の道やって言っとったけど、あそこで朝晩悲鳴がよく聞こえるんだ、「キャー」とか。それで、窓あけて見たら若い女性がひっくり返ってたりお年寄りがひっくり返っておられる。これがどこが健康かな。どこが危険でないか。また、この間聞いたら「危険ですから注意してください」いう看板立てるとか言ってたけど、そんな道がどこにあるだいな、市がつくる道で。市がつくる道に、ここは危険ですから注意して歩いてくださいって出すんかえ、看板で。そんなことを書いて看板出すような道がどこにある。工事やったりして、今の工事やって段差があるから危険ですから注意してくださいっていう看板はかけるで。道つくっといて、ここは段差がありますから注意してくださいいうような看板かけようかなんていうような話が出とるような道、一時も早くあれは直していただきたい。いや、直せんかな。健康にええいうのは誰が言うとるんかいな。通らん人が言うとるんじゃろが、それは。通る人らはみんなあそこ何とかしてくださいって言っとる。危ないから、お医者さんまで。あそこでけがした人がみんなあそこの山本内科に行きよる。山本内科の救済道路みたいなもんだ。何を言いよるんが。危ないって言いよる。それやのに、ここで直すとか何とかのことを言ってもらわな、またあのまま放置するんかい、2年も3年も。 ○建設部長(福永孝行君) 御答弁を申し上げます。  この道路が建設された経過、目的につきましては議員も御承知だと思いますが、この問題につきましては以前の議会でも議論がなされまして、賛否両論ある中、ある議員より改修のための御提案もいただき、検討してまいった経過がございます。この御提案につきましては、当初の建設目的もあり、また周囲の景観と相まって日本を代表されている作家の作品も設置されておる緑の彫刻プロムナードとして、市民の間にかなり根づいておると認識しております。確かに、部分的に目地が広く深い場所があり、特に道路中央に彫刻が設置されているために通行しにくい場所もあります。2年ほど前に一部分を試験的にピンコロ石の目地、いわゆるすき間を埋めて様子を見ている箇所がございます。現時点でその目地モルタルもはがれることなく路面の凹凸がかなり緩和されておりますので、今後の対策といたしましては、ピンコロ石を生かして段差の多い箇所については目地を埋め、凸凹を少なくする方法で年次的に実施してみたいというふうに考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いします。 ○3番(大田 進君) 立派な日本一の彫刻家かどうか知らんけど、その人らがつくったから危険なもんは少々辛抱してでも歩けっていうような言い方じゃなしに、危ないって言われとるんやったら、ましてこの間の議会で修正いうことを言われた議員がおられて、その方向に進むって言っといて、目地にちょっとモルタル張ってみて検査しとるんかえ。すぐにあの道工事やりゃあいいんじゃない。まして、よそのピンコロ石見に行ったことがあるかえ。あれは施工自体がちょっと今回の倉吉のはおかしいんでしょうが、あれは。どこが施工したんか知らんけど。ピンコロ石の上のギザギザだけが大体どこでもなっとる。段差がつくようなピンコロ石なんてあるかえ。あのギザギザが段差が、ギザギザの段差だけがあるわけや。こんなことになるようなもん、何がどこに健康にええんだいな。あれ全部至急やってもらいたい、本当に。何ぼこれから興和紡なんかができて観光客がなんて言うけど、観光客にけがでもあったらだけれが責任取るんです、これ。これからけがした人がおったらみんな倉吉の市役所に連れてくるで私は、病院に連れていかんと。すぐにやっていだたきたい。それだけです。 ○13番(表 雅男君) 都市計画総務費で住宅開発調査委託料300万組んでありますが、この内容について説明をしてください。 ○建設部長(福永孝行君) 表議員に御答弁を申し上げます。  第8款の土木費、都市計画費の中に土地鑑定料60万と委託料300万を計上してあるわけでございますが、これは住宅の開発調査費でございます。以前より住宅対策が急を要するという指摘もございまして、このたび、当然倉吉駅北地区の代替地ということもございますけども、それを含めまして市全体としての住宅対策をどうするのかと、その候補地を至急に探っていくというための調査費用でございます。 ○13番(表 雅男君) そうすると、1カ所に候補地が決まっておって、そこを調査するということでなく、何カ所かある中でこれから調査によって1カ所を決めると、こういうことでしょうか。 ○建設部長(福永孝行君) 数カ所になると思いますが、選定をして安い単価で分譲できるというようなところを最終的に1カ所に絞っていきたいということでございます。 ○13番(表 雅男君) 大体言われることはわかりましたが、私は過去、平成9年の9月議会でも倉吉市の人口減少にかかわることで、大平山を何とか開発して住宅団地、そういうものをつくって人口の歯どめの一端でも何とかならんかなと。御存じのように周辺町村には羽合町も東郷町もあっという間にあっちやこっちや宅地造成がされて募集しておるような状況でございます。ただでも周辺町村に、いろいろの理由もありますが、特によく若い人に聞けば保育料が高いとか、こういうような問題で、景観もいいし、あっちの方に行くっていうようなことを聞いて背筋の寒気を覚えておる昨今でございますが、その当時、9年の9月議会で市長はこのことに対して、「本市の第8次総合計画で予定しております倉吉駅周辺土地区画整理事業の施行に伴いまして、道路、広場等の公共施設の整備を行うことになります。これにより、かなりの住宅の移転が予想されますので、この代替地を含めた住宅団地を大平山総合整備計画の中で検討していくことになろうかと考えておるところでございます」という答弁をいただいて、「できるな、こら」と思っていろいろの関係者の人にも話した経過があるわけですけど、8次総も今もう3年か4年か経過しておるわけでしょう。近くは9年のこの市長の答弁から後でも、大体大平山総合整備計画の中で何回ぐらい具体的に、大平山整備っていってもいろいろあるわけですけど、特に宅地造成、何とかせないけん、将来的に倉吉駅北区画整理ということは、もうそのころから想定されておるわけですし、計画の中に入ってるわけです。まして、今まで成功した河北地区1、2、ここらの区画整理と全然型が違うわけです。そういう住宅が密集した中で本当に急を要する宅地造成の計画が着々と進められておって当然だと思いました。当然計画を審議されたと思いますが、何回ぐらい、近くは9年からこっちにおいてでも、何回ぐらい検討されたでしょうか。 ○建設部長(福永孝行君) 御答弁申し上げます。  一昨年の9月の本会議で表議員の質問に対して市長が確かに、倉吉駅周辺土地区画整理事業の施行に伴う移転者の代替地を大平山総合整備計画の中で検討を行いますというふうに答弁を申し上げたところでございます。現在、大平山の整備構想につきましては、庁内の関係各課で構成しております大平山総合整備事業基本構想策定プロジェクトチームによりまして、その中で構想をつくっておりまして、大まかに、教育ゾーン、スポーツゾーン、住宅ゾーンというようなゾーニングを考えておりまして、これを基本構想案にまとめているところでございます。何回かという回数まではちょっとわかりませんが、数回こういう会議をして構想案をまとめたところでございまして、それから先の具体的な整備計画というものはまだ策定しておりません。今回は、この基本構想案を念頭に置きながら緊急な住宅対策のための諸調査を行いまして、本市からの人口減対策を図るよう、駅北地区の代替地や国道179号の拡幅に伴う移転先等とあわせて住宅地の調査を行うものでありますので、ひとつ御理解をお願いしたいと思います。 ○13番(表 雅男君) 具体的な回数も定かではありませんが、私の察するところでは、あんまり一生懸命焦点を絞って検討がされとらんでないかなと、思い違い、考え違いかもわからんけど、私はそういうぐあいに思っております。言いたいのは、もう目前にそこに倉吉駅北地区の土地区画整理、これがもう検討される段階に入っておりながら、当然発生する、突発的に計画中に「あ、そういうことがあるとはわからなんだ」というようなことならですけど、当然移転先とか、外の方から外部の人を市内に呼び込まなっていうこともともかく、当然起きてくることを目前に控えながら、ちょっと計画が、私の考えなりに言えば大きな仕事でありながら当然考えられないけんことでありながら、計画が甘い、ずさんなと思えてなりません。早急にこれは本当に検討されて実現に、近いうちにでも分譲するとか、そういうことにスタートが切られてもええのが、これからまず調査費をつけて諮って検討して。それも1カ所に集中したっていうんじゃなしに、これから数カ所を検討して、それから1カ所に絞っていく。こういう何か大きな仕事を目前に控えて市民の中からでもいろいろ心配のあまり夜も寝れんていうようなことに一生懸命に心配してられる方もある。市の行政のやっぱり計画に対して何とかしていかないけん、倉吉駅北地区の発展のためにおいても我々の代ではあまり動きたくないけど、そういう計画が起きてくるなら、でも何とかせないけんなあって一生懸命に前向きに考えておられる本当に頭の下がるような市民がたくさんおられるわけです、該当者。そういうことを考えて一刻も早くこの計画を実現して、やるやるって言っても現実にここがこうなるんだっていうことが起きてこんとあんまり、今申しわけないけど倉吉市もいろんなことで信頼が薄れていくでないかな、いっとるでないかなと思われる、そういう局面があまりにも多い実情でございますので、私が何人かからもそういういろいろ相談を受けておる限りにおいても、そういうことがひしひしと身に迫っておる昨今でございますので、早急にこれを実現してもらうことをお願いして、終わります。(拍手) ○議長(杉原義人君) 以上で、通告による質疑は終わりました。  ほかに質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 質疑を終結することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  この際、お諮りいたします。  会議時間を延長することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、会議時間を延長することに決定いたしました。  次に、第9款消防費について質疑を求めます。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、第10款教育費について質疑を求めます。  3人から質疑の通告がありますので、順次発言を許します。 ○3番(大田 進君) 同和教育のことでお伺いしたいんですけど、今倉吉市が取り組んでおる同和教育、何回も聞くんですが、旭田町と金森町がそういう教育をしない、一度もやらないと。ほかの各町は半強制的にでも出なきゃいけない、しなきゃいけないということでやっておるのに、そういうところがやっておられない。そこで、教育長の答弁は、これからいろんな話し合いのもとにやっていただくようにという答弁をいつもいただいておるんですが、その後どうなったのかお聞きしたい。  それと、ここに葉書が来たんですがね、私あてに。これは人権文化センターの職員が多過ぎるんじゃないかと、2人ぐらいにリストラすべきじゃないかと、一体ふだん何をやっておられるんかというようなことが書いてあるんですね。それと、教育委員会の方に70歳を過ぎた高齢者が、(発言する者あり)そのまま書いてあるとおりね、高齢者の方が同和担当でされてるけど、ほかに人材がないんかと、かわるべきじゃないかと。やはり65歳以上はある程度、言葉で言えばリストラすべきじゃないかと書いてあるんですが、教育長はどう思われるか、そこんとこをお聞かせ願いたい。  それと、昨日の松井議員の質問であったんですが、人権文化センターの方が対市交渉に出られたのか、職員が。それをお聞かせ願いたい。それと、その方は休みを取っておられるのか。それをお聞かせ願いたい。 ○教育長(足羽一昭君) 3番大田進議員の御質問にお答えいたします。  まず、金森町、旭田町の件でございますが、先回といいますか、ちょっと前に御質問あったと思いますが、町自体の学習会というものは現在もなされておりません。いろいろとそういう自治公の方とのということもあるんですが、なかなか解決、主義主張といいますか、そこらあたりのとらえ方で、できておりませんが、子供会を中心としたといいますか、小学校の方の子供会の方で学習会に出られたりというような形から、できるだけそういう形の方から広げていこうと今努力はずっと続けておるところでありますので、御理解いただきたいと思います。  そして、今、高齢のといいますか、70歳を過ぎ方がということがありましたが、多分人権教育推進委員の方だと思うんですが、識見、経験あるいは指導力というような形から平成10年もお願いしておるところでありますが、後継者がないんか、あるいはかわる人がないかという投書だということでございますが、そこらあたりも勘案しながら今後人選は考えていこうと思っております。 ○生活環境部長河本繁治君) 大田議員にお答え申し上げます。  対市交渉に職員か出席しておるが、休暇は取っておるかということでございましたが、休暇を取っております。 ○3番(大田 進君) その休暇を取っておるいうの、全部見せていただきたい。2回対市交渉があっとるんやけど、2回とも休暇を取っとるかどうか、それを見せていただきたい。  それと、異常と思いませんか。市の職員が市長に対して、言うたらあぐらをかいて対市交渉するんですよ。そういう法的な権利いうんか、そういうのはこれあるんですか、この交渉に。そこんとこを詳しくお聞かせ願いたい。 ○生活環境部長河本繁治君) 大田議員にお答え申し上げます。  休暇につきましては後ほど議員に御提示を申し上げたいと思いますが、対市交渉に職員が出ることについてにつきましては、いわゆる解放同盟の組織に、任意団体でございますから、(発言する者あり)任意団体、解放同盟自体がね、ですから、解放同盟の職務といいますか、解放同盟の運動に参加する場合には年次休暇を必ず取って行動するように指示をいたしておりますし、現在もそのように年次休暇を取って対処しておるというふうに私も信じておるところでございます。 ○3番(大田 進君) 対市交渉というのは、することが認められておるんかって聞いてるんです、法的に。 ○生活環境部長河本繁治君) 解放同盟の対市交渉につきましては、住民の陳情に該当するものだということで対応しておる状況でございます。 ○3番(大田 進君) 陳情やったら陳情が上がってこないけんでしょう。そうじゃないですか。住民の陳情と一緒にするんであれば、陳情として当然議会なり何なりに上がってこないけんのんじゃないですか。(発言する者あり)いや、陳情とするならばですよ。今、住民の陳情と一緒というんであればね。(発言する者あり)いや、それを市の職員が市長とやるって私が聞いとるのでは、職員労働組合ですか、これは団体交渉が認められとる。あとは別に認められてないわけでしょう。ただ単なる陳情でしょう。それに2日間も全部の部長が出ていって持たないけんもんですかって言っとる。それと、だれが今調べとるか知らんけど、ごまかしたらいけませんぞ。ちゃんと休暇取っとるか取ってないか、年次的なあれを。そういうようなとこが一般の人から見たら異様に映るんですよ、異様に。この人も書いておられる。市におってそういうような方がおられて、七十何歳、この方が解放同盟の副委員長、今度ある面では今度は市の方に向かって市長に向かって、ひざ交えて対市交渉を行う。これはまともな姿じゃないと思うんですよ。こういう姿は。それと、片方では今度そうやって人権文化センターにおられる人がこっちに来て2日間対市交渉やられる。だから、人数も多いんじゃないですかって言われるんです。そうやって、1日2日、みんなそうやって空けっ放しで。そうでしょう。やはり市民の素朴な疑問から解消していかなければ、さっきの話じゃないけど差別なんてなくならんですよ。  教育長もそうでしょう。どんな、なら自治公のだれとこの問題について話し合った。あなたはだれとこういう問題について、ぜひやってくれということを、私が議会で言ってから、あなたはどういう人と話して何回ぐらい話煮詰めた、この話を。教育をやっていただくのを。同和教育に参加してもらうように何回あなた行って話されたか聞かせてもらいたい。  それと、さっきの公表してください。 ○生活環境部長河本繁治君) 先がたの休暇の扱いにつきましては、現在、人権文化センター、いわゆる明倫にあります人権文化センターからこちらの方に持参するように指示をいたしておりますので。指示をしております、持参するように。管理はあそこの人権文化センターが一括管理をいたしておりますので、今指示いたしておりますので若干の時間をいただきたいと思います。 ○議長(杉原義人君) いや、その問題は、事実であればここでちゃんとして後でそれは確認願うという発言をしてください。あなたが責任持って間違いないということを明言してください。 ○生活環境部長河本繁治君) 再度補足説明をさせていただきたいと思いますが、この1月22日、それから3月1日の対市交渉におけるその職員の休暇につきましては、休暇届を出しておりますので、後ほど議員の方に御提示を申し上げたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(杉原義人君) 3番大田議員にお願いですが、その休暇届の問題は部長が明確に言いましたんで、後刻また個人的にでも確認をしてやってください、再確認を。それでお願いしたいと思います。 ○教育長(足羽一昭君) 大田議員の重ねての御質問にお答えします。  お話するようにお会いしてということでは申し出は何回かしておりますが、受けていただいておりませんので、会っていません。 ○3番(大田 進君) ということは何もしてないんでしょう、結局。こういう人たちも被差別部落の人たちなんです。何回も言うようやけど、こういう人たちの声も声なんですよ。やはりこの問題に取り組むのに頭ごなしに皆さんこうです、こうですいうようなやり方が本当に教育として正しいのか。こういう人たちの声もやっぱり尊重しなきゃいけんと思うんですよ。結局何もやってないでしょうが、これ。あなた議会で、積極的にこれから取り組んでいくと、こういう問題を絶対に解消させますと、協力していただくようにしますっていうことを、あなた明言されとるじゃないですか、議会で。それを、一回話したけど取り合っていただけなかったから、もうそれで終わりですか。考えてみてくださいよ、だれかは知りませんよ、だれがこの方に当たるかわかりませんよ、教育委員会に70歳、定年が60歳ですよ、倉吉市。公務員が大体60歳。70過ぎた方、勘で大体七十二、三やと思いますよ。それがやはり次の指導員を育てる、仮に必要であればですよ、当然こんなことはもう何年も前から行われてなきゃおかしいんだ。やはりそういう方もおられるんじゃないですか。おられないんですか、そういう方が。次にされるような方がおられないんですか。おられたら、やめていただいたらどうですか。私は人事のことで、やめいとかあれは言いませんけど、いただいたらどうですかって言っておるんです。やはり次の方に後進に道を譲っていただいて、やっぱり今の新しい人たち、若い人たちが今度は新しくそういう指導をしていく、これが普通の姿じゃないですか。やはりそういう何も言わない、何も言えない、それじゃいけんと思いますよ。そうでしょう。やはりそこんところは今後考えていただいて、これはやはりそういう人とも話していただいて、その人と何もけんかせいって言っておるんじゃないんです。新しい人を推薦していただいて道を譲っていただく、これはぜひ、ちょうど年度末ですし、ぜひそういうような話し合いをしていただきたいと思うんです。やはり今は72かもわからんけど、また1年たちゃ73。74、75。外から見たら異様に見えるんですよ。また、今このことでいろいろな問題でいわれとるでしょう、この同和教育について。やはりそこんところをはっきりさせていただきたい。そのことを、はっきりさせるということを言ってもらえればやめますよ。 ○教育長(足羽一昭君) その手紙、葉書の趣旨とか今大田議員の質問の内容と、今後人選について勘案させていただいて、それが最終的にどうなるかっちゅうことは、これからの問題だとは思いますが、そういうことが議会でも出て慎重に審議されたということを頭に置きながら今後に処したいと思いますので、よろしくお願いします。 ○3番(大田 進君) わかったけど、みんな言いたくても言えない人ばっかりなんだ、これ。職員の中でも。そこをあんたらもわかって、そういうようなだれも言わないからこのまでええだろうというようなあれじゃなしに、言いたい人はいっぱいたくさんおられるんだ。しかし、なかなか言いにくくなるんです。そういう一番市役所の内部のことも古くから知ってはる人とか、そういう人のことはやっぱり。それと、聖域化したらだめやと思うんですね。差別がなくならない。やはり何でも自由に言えるようなムードを持っていかないけんと、それが本当の差別をなくすこと、同和教育の本来の趣旨やと思うんですよ。やはりそこんところを必ず今言われたとおりにやっていただきたい。それだけです。 ○2番(山口博敬君) 教育費についてお伺いをいたします。  まず1点は、1点だけにします。除草委託料133万7,000円、予算化がしてあります。この内容を具体的に説明願いたい。質問のとおりに答えてよ。 ○教育次長(波田野頌二郎君) 2番山口博敬議員の御質問にお答えいたします。  除草委託料でございますけれども、これは伯耆国庁跡、面積6万1,218平米を草刈機除草するための委託料、それから伯耆法華寺畑遺跡、面積2万4,000平方メートルを除草剤で除草するための委託料、それから、阿彌大寺古墳群、面積1,700平方メートルを草刈機除草するための委託料でございます。 ○2番(山口博敬君) そんなの合計が133万7,000円ですな。それで、自分が最初心配したのは、今聞けばいわゆる国庁跡っていいますか遺跡だとか、そういうことですが、最初心配したのは、小学校や中学校の校庭のいわゆる除草目的で、薬を使った除草がされるのかなと、そういう心配したですけども、予算書を見れば小学校・中学校にはなくって、何も説明がなかったから質問したわけでして、それで、場所はわかりました。一番自分が心配したのは、除草剤を使った除草。それで、これは皆さんも知っておられると思いますけども、特に最近、健康だとか安全だとか、こういう問題が非常にクローズアップされてきております。特に、生活協同組合あたりの組合員さんで見れば、仮にそれは口に入れるもの、食べ物、除草剤の「除」の字もあっても大嫌いされる薬剤ですわな。人体に相当影響がある。それで、特にいわゆる人を教育をする部署がそういう薬剤を使った除草をやると、薬剤ですから雨が降れば地面にしみ込んでどっかの水域を通って川に流れんとも限らんし、いろいろ影響があるわけです。特に、そういう健康面から見ても除草剤の使用については、特に除草効果のいわゆる大・中・小いろいろあります。国の基準に通ったものが出とるでしょうけども、そのようなことも使われる場合はよく吟味してもらいたいし、そういうことを、特にやっぱり教育費の中での除草剤を使うということは基本的にやめていただかないと。農家の場合でも大変な問題です、今。やっぱりその辺に配慮をした行政をやってもらいたい。その点についてちょっと一言お願いします。 ○教育次長(波田野頌二郎君) 御指摘のように、この除草剤による除草につきましては、その安全性と効果性、特にさっき大・中・小というふうな効果の毒性の問題をおっしゃいましたけれども、本当に十分注意、研究して、また御指導いただきながら考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○2番(山口博敬君) 最近、アトピーなんかのあれに出とりますが、やっぱりいろいろ話を聞いてみれば、食材を農薬を使ってないいわゆる無農薬の食物に変えたらばアトピーの症状が出とった子供さんやそういう方々が治ったと、こういう実態も、それが原因かどうかわからんですよ、ただ、食物をそういうものに変えたらばそういうふうになったというぐあいですけ、ですから、特に除草剤というのは非常に危険なものだということをとにかく頭に置いていただいて、今後の行政に十分生かしていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ○7番(由田 隆君) 10款の教育費、高校入試について何点か質問をいたします。  今年度の高校入試の特徴点と中学校の対応についてということでありますが、まず初めに、高校受験で合格できなかった、県立高校でいえば今第1次ということになっているそうですが、合格できなかった生徒の総数、市教委で把握をしておられる範囲内で結構ですから教えていただきたいと思います。そして、近年の傾向とその対策、各学校であるとか市教委の対策を講じられているところがあるとすれば、お伺いをいたしたいと思います。  それと、今回倉吉西高等学校が単位制の導入に伴って初めて高校入試が実施をされたわけでありますが、本議場でも藤原議員何回かこのことを取り上げて、教育現場、とりわけ中学校あるいは生徒、保護者に混乱があると予想されるがというような視点で質問をされていたように思いますが、市教委の把握しておる範囲内で結構ですから、混乱があったのかどうか。  それと、2番目として、推薦入学に関して、それと私立高校の入学試験及びその発表に関して質問をいたしたいと思うんですが、実は、この高校入試、私立高校も県立高等学校の推薦入試も、実は1月の中旬なり下旬、2月の初旬までにすべて高校入試が実施をされ、2月の10日までにほとんどの推薦、私立高校の合格者が発表になります。県立、私立とも推薦枠の拡大で年々推薦で合格が決まる生徒が多くなるわけでありますが、この質問の要旨は、推薦以外の生徒の高校入試は3月の中旬ぐらいだろうと思うんです。実に2月の10日前後から3月の中旬ぐらいまでの間、約1月以上幅があることに、私はどうかなというふうに思っています。といいますのが、私も自分の子供もそういう経験があったものですから、もちろん学校の先生にもお話をお聞きしたんですけど、どうしても中学3年生の3学期、一番将来の高校入試に対しての不安がある生徒が一方で約6割いる。あと、3割4割の生徒は2月10日前後にもう合格が決まっている。先生に聞きますと、学年学級をまとめるのが大変だと、そういうように伺っておりますし、一保護者としてもそんなふうに感じていました。私は、この私立高校の入学試験と発表、そして県立高校の推薦の試験と発表をもっと間を縮めれないものかと。例えば、2月の中旬に試験を実施し2月の下旬ごろに発表をするというか、間を狭めてもらいたいというような気持ちであります。そういうことが可能かどうかお伺いをいたしたいと思いますし、最後に、高校の全入制について市教委なり教育長がどのような御見解をお持ちか伺いたいと思います。 ○教育長(足羽一昭君) 7番由田隆議員の御質問にお答えいたします。  高校入試に関連しての御質問でありますが、本年度の卒業生どのくらい現時点において行く先のない子供があるかということが第1点だったと思うんですが、これはまだ高校の再募集とかあるいは次年度に向けてさらに勉強し直すとか、それから就職するとか、いろいろありますので、今数字がこうだということをここで申し上げるのはどうかということもありますが、例年どおりもう既に皆様も御承知のとおり、最近では九十五、六%というのが進学する子供であります。そういう中で、現在、今数字を言えということだったんですが、40前後あるというふうにとらえておりますが、定かではまだ、動くところもあると思いますので、はっきりしませんが、そういうふうにとらえております。  それから、次に近年の傾向と対策というような御質問だったと思うんですが、これも既に御承知のとおり、平成10年度からの入学生から高校の改革が始まっておりまして、ことしの受験生は第2年度になると。例えば中部であったら倉吉西高等学校が単位制の高校というようなことですが、これも新聞等で既に御承知のとおり、新しく発足する高校に向けての受験生の動向ということを見れば、非常に好評であるというふうなとらえ方をしておりまして、したがいまして、倍率においても高い方にあるということは、それだけ人気があるんではないかと。あるいは、子供たちがそれだけ勉強して、やはりそういう新しい魅力のあるところにということで行っておるんではないかというとらえ方をしております。そして、やはり今後そういうことに対応しながら、平成16年度を最終的なもので高校入試は改革が一つの段落を迎えるわけですが、それに対して中学校の進路指導においてはやはり、いつも申し上げていることですが、一人一人の個性の自覚と将来の生き方、こういうことをもとにしながら子供たちもいろいろと勉強し、あるいは家族も勉強しという形で、自分に合った進路を選ぶように中学校での進路指導をさらに充実したいというふうに考えております。  そして、西高の単位制導入に向けて11年度から新しく、今度の入学生からでありますが、これも先ほど申し上げましたように倍率が高くなっているということは、やはりそれだけ関心が高くということですが、今混乱があったかどうかということですが、そこまでの個々の子供について聞くこともできませんし、学校からの報告といいますか、いろいろ話の中で出てくることでは、そんなに受験生及び家族の中で新しい制度だから混乱が起こったということは聞いておりません。  そして、最後に高校の全入制についてどう考えるかということでございますが、正式に市教委でこれはこうだとかということを最近では話し合ったことはございませんが、今御承知のとおり鳥取県の高校の教育は高校再編成という形でいろいろ動いております。そういうことの流れを見きわめながら今後考えていこうというのが今の考えでございます。  今もう一つは、これも皆さん御承知のとおりでありますが、県立高校においては推薦入試ということも取り組まれるようになりました。その高校の考え方なんですが、最高、定員の40%までは推薦で入学者を決めてもいいということがあります。その作業からいいますと、ことしの場合も2月2日に推薦の試験がありました。そして、一般入試は、これも御承知のとおり3月9、10で、3月16日に発表ということですが、準備期間等をおけばやはりこのくらいの期間は必要ではないかというふうに私、内部的な操作はわかりませんが、外部から見ておるのでは準備とか何とかすれば要るんではないかと。それから、私立の高校は、今御質問にありましたように、一般的にいえばもう1月中に試験が終わっていると。これも経営戦略等いろいろあろうかと思いますので、それをなるべくというようなことで縮めることも、これも不可能ではないかと。やはりそれぞれの私立の高校では考えながら自分のところをねらう子供たちを早く確保したいという気持ちがあろうかと思います。そういうことを勘案すれば、私たちの方から、学校の方でとか保護者の間でいろいろと出てくれば、またそれはそれでいろいろと話し合いの場を持つ必要はあろうかと思いますが、そういうことで現時点においてはこういうものかなということですが、今、自分の経験にからに照らしながらのお話もあったんですが、学校ではそういうふうに確かに1カ月前には自分の行きたい高校が決まっている子供も出てくるわけですが、そこんところが、これから生きていく上で仲間たちと支え合いながら、これから一般入試を受ける子供たちに対するみんなの支え、励まし、そういうものを持ちながらの学級経営に取り組んでいただくようにしておりますので、そういうところでお互いに励まし合うようなクラスをつくっていくことが大切であるというふうに考えておりますので、御理解をよろしくお願いします。 ○7番(由田 隆君) 多分に予想された答弁でありました。この40人の生徒、高校受験に失敗したという、多いか少ないか、競争ですから今のこの社会やむを得ないと見るのかどうか。どうこの数字を分析するのか、大きな問題だと思います。あえてこのことはもう問いません。
     それで、推薦入学のことですが、多分にこれも予想された答弁ではありましたが、学校現場や校長会からでも、市教委なり県教委には過去何度かこのことは話し合いの中で何とか改善できないものかっていうふうに出されている問題と聞いています。今まさに保護者や学校の中、今度は教師の中でも大変だという声が出てますんで、その一方の対策として、じゃあその間進路が決まった子供に体験学習であるとかボランティア活動も含めた、何かそういう、何かそのときにできる有効な時間の使い方とか、僕はそういう答弁が欲しかったんですね。それはできんけれども、なかなか難しいけれども、こういうことで何とか学級をまとめていくような指導をしていきたいと、こういう話はこの質問書を出したときにもう話はしてるんですよ。通り一遍の答えしか出てこんでしょう。それに、今の話でいえば、私学にもっと入試と発表を遅くしてもらえないか、県教委にも校長会でも出とるんですから、そういう努力をやってみたいぐらいの答弁が欲しいんですよ。初めから事務的な作業がこの程度はやむを得んだろうということをすぐ答弁として言われちゃう。何でもっと前向きな答弁にならんのですか。その作業もせずにそういう答弁ですから。残念です。  それから、全入制の問題について言えば、実は、私の久米中学校、私の住まいするところで言えば久米中学校です。農業どころです。今教育長が答弁の中でもこういうことを言われました。「自分にあった進路」、それに向けて頑張らせたいと。今、中学校では1年の段階で自分の進路に関心を持てと、そのために中学校3年間で何をやるんだと、保護者も子供にも、そして教員も、早く自分の進路を定めることを言われてるんでしょう、現場では。実際、それは学力は不足しているかもわからない。農業高校に、農業後継者として地域で頑張ってお父さんと一緒にお母さんと一緒農業をやりたい、そう思っている子供が実は農業高校に入れない現状がある。私、昨年この問題で高校が求める生徒の像は何ですかって教育長に問うたことがあるんですよ。高校が求める生徒の像は何か。学力だけなんでしょうか。本当に農業をやりたいという子供に、それを保障していくのが学校であり市教委のあるべき姿じゃないんでしょうか。全入制のことを聞いたのも本当はそういうことを私事前に言っておるんですから、何か前向きな答弁が欲しかったんです。もう結構です。 ○議長(杉原義人君) 以上で、通告による質疑は終わりました。  ほかに質疑はありませんか。 ○3番(大田 進君) 先ほどのあれ、送ってもらいましたから。指定休暇いうのとか年次休暇いうのかな。ただ、来てないとこがたくさんあるんで、またそれは後からでも送っていただきたい。  それと、一つだけ、これみんな見てみたら、これ働いておられるのは被差別部落の方しかとらないんですか、ここは。人権文化センターは大体。これこそちょっとおかしいんじゃないかなと今思ったんですが、またこの問題は後日やらせていただきます。 ○19番(穐久仙十郎君) ちょうど同和教育の問題が出ましたんで質問いたしたいと思います。  第1点は、大田議員と若干見解は違うんですが、同和の町内学習会の扱いですが、やはり自治公民館が主催してやるわけですから、私は、自治公民館そのものが判断をするわけですから、市はやっぱり過剰な扱いはすべきでないというぐあいに私は思います。自治公民館が主催ですから。  それと、解放同盟の対市交渉の問題ですが、今、年次有給休暇の問題が出ました。1年間のうち数日対市交渉というものがあるんですが、労働者の権利としてこういう年休の行使をできるんですが、人権文化センターとしての行事の中で解放同盟が予定している日が、つまり年休を求める者のに対して文化センター行事をやってては年休を変更してほしいということを任命権者なりが命ずることできるわけですが、私が大田議員の質問を聞いて感じたのは、人権文化センターの全体の行事が対市交渉に絞られると言っちゃ語弊がありますけども、普通の人権文化センターの行事が支障がないという、対市交渉に参加しても支障がないというところに、人権文化センターの仕事ぶりが問われているのではないかと私は思うわけですね。だから、確かに形式としては年休を承認するという、届け出を受理するという態度でいいんでしょうけども、逆の面から言えば、任命権者である市長に対して陳情項目を要求するという行為が本当にふさわしいのかなということが問われているわけです。恐らく、人権文化センターの中には正規の市の職員や嘱託職員がたくさんおられるわけですが、市長から任命されたいわゆる一般の職員というものは職務上、人権文化センターの中での職務をやることが仕事です。社会福祉事業法に基づく隣保館事業の中での仕事をされるのがこの人たちの仕事だと思うんですが、その仕事の中から派生していく問題は、やはり市役所の組織の内部の中で、例えば財政課に対する予算要求だとかという形で行うべき問題ではないかなというぐあいに感じますが、そこらあたりの整理というか、運動団体の構成員である職員と、それから仕事の中でのこういう行政についての扱いについてはどのように市の執行部としてはお考えなのか、答弁をしていただきたいと思います。 ○生活環境部長河本繁治君) 人権文化センターの仕事と、それから解放同盟の運動の内容の御質問であったわけですが、先がた大田議員にもお答えを申し上げましたように、基本的に人権文化センターの職員は勤務時間中は行政職員でなければなりませんし、いささかもいわゆる解放同盟の事業運営によって行政の職員が、あるいは行政の職務を阻害するようなことがあってはならんというふうに私も思っておりますし、日ごろそのことを指導しております。したがって、解放同盟は任意団体でございますから、任意団体の業務を直接執行する場合には当然市の職員の職務というものから離れるべきだということで、年次休暇等を活用をして運動団体の方のをやる場合にはそういうふうにやっていただきたいということを指導をしてまいっておるところでございます。 ○19番(穐久仙十郎君) 私は、解放同盟そのものが対市交渉をされることまで否定するものではございません。しかし、質問というか、そういう年休を届け出があったらそれを認めるわけなんですが、受理するわけなんですが、つまり、人権文化センターの全体の仕事が、そういう解放同盟が日中市長に対して交渉をやる場にその職員が出れるということは、人権文化センター全体の仕事の中でそういう運動だけになっているのではないかということを言っているわけです。だから、僕はやっぱり解放同盟の運動の路線だとかということに対して批判は持ってますけども、しかし、そういう団体があって交渉することだとか労働者が年休権を行使することまで否定しようとは思いません。しかし、人権文化センターの仕事の中身として、そこを言っているわけですね。だから、そういう年休を行使できるということが人権文化センターの仕事全般を網羅しておるのではないかと。だから、そういう点で人権文化センターのこれは条例のときにもいろいろ私意見も言ったわけですが、実際答弁はそのようにされているんだけど、いろんなケース見ていても、事務報告書など見ていても、本来の社会福祉事業法でいう隣保館事業というものは、どこらあたりまでが量的に必要なのかということを思うんだけど、しかし、私今手元にありませんけども、事務報告書などを見れば必ずしも社会福祉事業法でいってるような形での仕事ではないなということを感じているわけです。ですから、そういう点で、年休の行使だとか、そういうことでなくって、人権文化センターが全体としてどういう仕事をしておるのかちゅうことをやっぱり答弁の中で示しならんといけんのでないかと思います。  それから、自治公民館の問題ですけども、私、教育長、市の方針は同和教育町内学習会やれということで方針は示しておられる。私は批判しておりますけども。しかし、やるかどうかはやっぱり自治公民館が決めることじゃないんですか。だから、それに私は過剰に求めるべきではないと思いますけど、教育長の御見解は、倉吉市にあります190の自治公民館が右へならえにならなければならないというぐあいにお考えなんですか。自治公民館というのはそういうものじゃないと私は思いますけど、いかがですか。 ○生活環境部長河本繁治君) 人権文化センターでの仕事は、御指摘のありましたように社会福祉事業法に基づく隣保館事業を中心にしながら、先だってつくりましたあらゆる差別をなくする総合計画の部分もかみ合わせ、いわゆるあらゆる差別をなくするためにそういった隣保事業とあわせて人権文化センターでは仕事を実施しておるということでございます。 ○教育長(足羽一昭君) 町内学習会の件でございますが、委託して自治公民館にお願いしておるわけです。やはり部落差別を初めあらゆる差別がなくなるように市民の方々に学習していただきたいという強い願いは持っております。しかし、今質問にありましたが、どうしてもやらないということになると、できるだけやってほしいという気持ちで、できるだけじゃなくて、ぜひやってほしいという気持ちでおります。 ○19番(穐久仙十郎君) 旭田町の問題につきましては、私、議員にならせていただいて14年になるわけですが、ハード面でのやりとりも、数年前にもここの議場でやったことがあるんですが、それはそれ。だけど、やっぱり自治公民館の考え方、今委託だとか云々ちゅうのは、何かそれは委託料出してやるような事業のことかなというぐあいに私は思ってますよ。しかし、基本的にはやっぱり自治組織っていうか、そういうものの観点がないと、やっぱりおかしいなというぐあいに私は思います。だから、同和教育の問題で今部長などがおっしゃったそういう総合計画の問題だとかいろいろおっしゃってますけども、法律がやっぱり失効して、県もいろいろ補助金制度が残っているから同和対策の予算組み計上されているのは事実なんです。しかし、私は一貫して主張してるのは、そういう差別がなくなる過程の中で教育も行政も、ハードの面はほとんどないんですが、ソフトの部分でも法が失効したという視点に立っての縮小する方向を倉吉市の行政として教育の分野においても確立してほしい。これは見解が違うところなんですが、やっぱり最低今私がお話したような形で、いろんな今の体系と整合性のあるような形で最低運営していただかなければならないのではないかと思います。その辺について、教育長の答弁聞いてますと、過剰な云々というのはどの程度まで感じておられるのか知りませんけども、私はやっぱり自治組織が決めることですからそう無理のないような形でやられないけんではないかなと思います。この議場でもいろいろ十何年私議員させていただいて論議した経験もあるんですが、教育長どうなんですか、自治組織としての扱いについてあなた自身がどういうぐあいに、市の方針は同和教育の方針を、押しつけるって言ったら叱られるけれども、そういう形でやろうとしている。しかし、自治公民館は受け入れないということの検討というか、そういうようなものは実際教育委員会内部ではされてるんですか。 ○教育長(足羽一昭君) 開催についてのですか。年に何回とは言いませんが、そういうことが起こって方針決めるとき等については話し合いは担当者で持っております。(19番穐久仙十郎君「自治組織としての自治公民館に対する扱いについてです」と呼ぶ)ちょっと勘違いしたかもしれませんが、やはり何かの組織でもって市内これだけ、190ですか、町内がある場合に、どのような方法があるかということから、自治公民館にお願いして同和教育についての研修会をするということをお願いしてきた経過もあろうかと思いますので、(発言する者あり)町内会にお願いすることについての内容だったと思いますので、やはりそういうことで組織としては自治公民館にお願いするのが一番市民に浸透するんではないかという考えのもとにやってきたし、これからもだというふうに考えております。 ○19番(穐久仙十郎君) ですから、別にそんなこと、いろいろ私の意見ありますよ、だけど、今大田議員が質問されたような内容について、なぜそういう町内がそういうものを拒否するのかというような、そういう教育委員会サイドの掘り下げたようなものについて、どういうような見識をお持ちですかっていうことを聞いとるんですよ。だから、私はお願いせいって言っとらんですけど、お願いせい、しないだとかっていろいろやりとりしとるでしょう。実は、そういう組織がなぜそういうものを受け入れないのかということをどのように研究しておられるのかな。以前の下水道の工事の問題のときなどでいいますと、やはり旭田町は混住が進んでいて、今はありませんけども、卸売市場だとかいろんな企業があって、やっぱりそういう点でいかがなもんかなということがあるということは旭田町の人から聞いたことあるんです。だけど、それは旭田町の自治公民館を構成される人が私に意見を言っただけであって、教育委員会としてそういう市の方針を受け入れないというか、そういうものの見識、見解というか、そういうものをどういうぐあいにお考えなのかということを聞いておるんです。私はだから、私の立場は最初に言ったように「せい」という立場じゃないんですからね。だけど、今のやりとりからいいますと、やらないわけですから、やらない組織はどういう思いでやらないと思っているのかということを、そんなことを聞いておるわけですね。 ○教育長(足羽一昭君) 先ほどからも申し上げておりますように、学校教育はもちろんですが、社会教育では町内学習会で同和教育の浸透を図りたいと、人権問題の学習を図りたいということでありまして、今、町内でどういう考えでということは、(3番大田進君「どうしてしないんだろうかいうような、その気持ちを考えたことがあるかって」と呼ぶ)(19番穐久仙十郎君「なぜやれないのかという理由を考えたこと、検討したことがあるか。何をどう思っているかということをどう考えましたかと」と呼ぶ)そういうことは引き継ぎも受けておりますし、対応策についてはいろいろ考えますが、まだいい結論に至っていないということでございます。 ○19番(穐久仙十郎君) だから、「進行」という意見もあるけども、いろんなことがあるわけだから、教育委員会の側としてやっぱりきちっとした整理をされて、この議場でやっぱり答弁されんと、また同じことが6月や9月に行われるんじゃないかな。だから、もっともっとそういうものを本当に検討されないけんのじゃないかなというぐあいに思うんですよ。 ○教育長(足羽一昭君) 穐久議員のおっしゃることに対して、そういう形で今後努力していくと、ぜひなるようにということですので御理解を願いたいと思います。 ○18番(石田政彦君) ちょっと今に関連して、大田議員や穐久議員の質問聞いておりまして大体理解はできたんですけど、根本的なことが理解できてないんで、事実関係だけを教えてください。年間、解放同盟との対市交渉が2回ですか。10年度に何回あって何日間あったかということを一つ。それから、人権文化センターには何人の職員さんがおられて、各交渉に何人休暇を取って出られたか。そのことだけ事実関係を。 ○生活環境部長河本繁治君) ただいまの御質問にお答えをしたいと思いますが、10年度に何回やったかということでございますが、2回行っておりますが、この2回というのは、1次交渉を、最初の交渉を持ちまして、最初の交渉で理解がいかなかったというようなものがございますので、2次交渉を持って2回という意味でございます。  それから、職員の数というのは、これは現時点の職員の数、出席した方の数、両方ですか。現在、職員の数は正職員が9人と嘱託員が16人、合計25名で運営しておりますが、当日出席しました職員については、ちょっとここで、今御質問ございましたけれども、定かにいたしておりませんので、後ほど御報告させていただきたいと思います。 ○18番(石田政彦君) 会議録見ればわかるでないかな、交渉の。 ○生活環境部長河本繁治君) 会議録は、今手元にありますのは概要はございますけれども、詳細にわたる内容のものが手元に入ってきておりませんので、(「取り寄せい」と呼ぶ者あり)はい。取り寄せ、ここではなくって人権文化センターの方でございます。(「市の対市交渉が何で人権文化センターの方にあるんだい」と呼ぶ者あり)事務分掌を人権文化センターの方と同和対策課の方と分けておりまして、そういった御質問の内容につきましては人権文化センターの方で掌握をしておりますので、御理解をいただきたいと思います。 ○18番(石田政彦君) 交渉の内容でなくて、だれが出席しとったかっちゅうことを聞いとるんですけど。何人。というのは、大田さんの質問の中に、職員が多過ぎらへんかと、そんなの理由の中の一つに、交渉が2日間行われたのにほとんど文化センターで必要な人が交渉に出とったでないかと、そういうことからいったら一体文化センターの人はどういう仕事をしとるんだろうかという疑義が市民の中に出とるということを言われたでしょう。そうすると、執行部としては、そんなことはないとしたら、これこれこういうわけで仕事には支障は来しておりませんということをはっきりここで明らかにされないと、市の同和対策のやり方がおかしいではないかということで済んでしまうわけでしょう。だから、はっきりされた方がええんですよ。これこれこういう人が出とって、文化センターではこういうぐあいに仕事の体制をとって、仕事の支障のないように休暇を取って出てきましたということがきちんと説明されて当然だと思ったから聞いたわけですけども。それは後ほどというようなことを言われずに調べてくださいな。 ○生活環境部長河本繁治君) 大変お手数をかけて申しわけございません。ただいま手元に入りました内容を申し上げます。  交渉の概要を申し上げますと、(「人数」と呼ぶ者あり)では人数だけ申し上げます。1月22日には12人、それから3月1日には6名でございます。 ○18番(石田政彦君) 文化センターの職員ですか、今言われた人数は。やっぱりちょっと出過ぎでないかな、12人、6人というのは。私は出過ぎだなというぐあいに思いました。9人と何人と言われたかな。(「50%休んどるだ。25人中12人で、50%」と呼ぶ者あり)もっと被差別部落で日常的に活動しておられる人が要求を出しておられるわけだけ、そういう人がもっと出られるべきだと。(「出とるよ、たくさん」と呼ぶ者あり)なら、これ全員で何人出とるんですか。100人ぐらいでも出とるですか。 ○生活環境部長河本繁治君) 先がた概要というふうに言いかけておりました内容でございますけれども、当日の出席者の状況を申し上げます。行政側につきましては、課長、(「それはええ」と呼ぶ者あり)解放同盟側につきましては、委員長、副委員長、それと各支部長さん、それから住民の方々、(「総数」と呼ぶ者あり)私が今頭の中で概数を申し上げさせていただきたいと思いますが、多分60名近くいたというふうに記憶いたしております。これは1月22日の時点でございます。これが第1回の交渉。第2回の交渉につきましては、解放同盟側は8名でございます。 ○議長(杉原義人君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、第11款災害復旧費から第14款予備費まで一括して質疑を求めます。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、歳入について一括して質疑を求めます。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、第2条債務負担行為から第5条歳出予算の流用まで一括して質疑を求めます。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  以上で、議案第12号 平成11年度倉吉市一般会計予算についての質疑は終了いたしました。  次に、議案第13号 平成11年度倉吉市国民健康保険事業特別会計予算から議案第18号平成11年度倉吉市土地取得事業特別会計予算まで、一括して質疑を求めます。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第19号 平成11年度倉吉市河北土地区画整理事業特別会計予算から議案第22号 平成11年度倉吉市下水道事業特別会計予算まで、一括して質疑を求めます。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第23号 平成11年度倉吉市駐車場事業特別会計予算から議案第28号 平成11年度倉吉市上北条財産区特別会計予算まで、一括して質疑を求めます。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第29号 平成11年度倉吉市水道事業会計予算について質疑を求めます。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(杉原義人君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第30号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてから議案第35号 精神薄弱の用語の整理のための関係条例の一部改正についてまで、一括して質疑を求めます。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第36号 工事請負契約の締結についてから議案第42号 鳥取中部ふるさと広域連合規約を変更する協議についてまで、一括して質疑を求めます。  1人から質疑の通告がありますので、発言を許します。 ○14番(谷本修一君) 議案第36号 工事請負契約の締結について御質問いたします。  一般的に、工事の工期については業者の方から非常に無理な工期が多いのではないかというふうによく聞くんですが、特に年度末になると工事が集中して非常に難しい工期になるのではないかと考えられることが多いと思います。今回の請負契約を見ますと、3月26日に議決になるわけですが、工期が月末の3月31日までになってるわけですが、これはこういう工期でできるのかどうかということについて、まずお尋ねいたします。 ○建設部長(福永孝行君) 御答弁申し上げます。  議員御承知だと思いますが、この工事は国の景気対策ということで本年度の第3次補正予算をいただいて、上井の雨水ポンプ場にポンプを建設する工事でございます。2月の25日に入札をいたしまして3月2日に仮契約をしたものでございまして、そういうことで仮契約ということでございますので、工期は3月31日ということにしたわけでございます。本議会で繰り越しの承認を求めたいということでございます。どうぞよろしくお願いします。 ○14番(谷本修一君) この工期では無理だということですね。じゃあ、大体いつごろになるんですか。念のためにちょっと。 ○建設部長(福永孝行君) 実際の工期ということでございましょうか。3月31日というのは仮契約の工期でございますが、本契約にする場合は12年の2月末あたりを予定をしているところでございます。 ○議長(杉原義人君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、議案第43号 平成10年度倉吉市一般会計補正予算(第8号)について、全部一括して質疑を求めます。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。  次に、陳情について一括して質疑を求めます。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、質疑を終結いたしました。                ------------------------  日程第3 付議議案委員会付託 ○議長(杉原義人君) 日程第3 付議議案委員会付託を行います。  直ちに付託表を配付いたさせます。                 〔付託表 配付〕 ○議長(杉原義人君) 議案の委員会付託は、ただいま配付いたしました議案付託表のとおりそれぞれの委員会に付託することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉原義人君) 御異議なしと認めます。  よって、議案付託表のとおりそれぞれの委員会に付託することに決定をいたしました。  委員会の開催について連絡をいたします。  総務経済常任委員会は、3月23日午前10時から議会会議室において。建設企画常任委員会は、3月23日同じく午前10時から、第2会議室において。教育民生常任委員会は、3月23日午前9時から、第3会議室。興和紡跡地利用調査特別委員会は、3月24日午前10時から、議会会議室。倉吉駅周辺開発調査特別委員会は、3月24日午前10時から、第2会議室において。企業誘致調査特別委員会は、3月24日午前11時、第3会議室において、それぞれ開催することになっております。  以上、御連絡いたします。  以上で、本日の日程は終了いたしました。  次の本会議は3月26日午後1時から会議を開くこととして、本日はこれをもって散会いたします。                午後6時02分 散会...